(最終更新日: 2016年1月19日 )
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蕎麦打ち同好会
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イベント名 | 実施日付 |
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「年越しそばと音楽を楽しむ会」 | 2014/12/24 |
山形そば街道の旅 | 2014/11/19 |
8月例会・蕎麦巡り「西国分寺 蕎麦屋<潮>」 | 2014/08/21 |
「手打ちそばと音楽を楽しむ会」 | 2014/07/31 |
京成立石「玄庵」で蕎麦道場・懇親会実施 | 2014/06/12 |
蕎麦道場を「玄庵」にて実施 | 2014/03/20 |
銀座「山形田」(やまがただ)にて蕎麦巡り開催 | 2014/02/20 |
クリスマスイブの24日、手打ちの蕎麦を味わいそしてコーラスを楽しみたいと、多数の高齢者の方々がセンターに集まってきました。
高齢者センター主催のこの会は平成18年12月に始まって今回で17回目となりますが、その間DFが継続して協力してきました。9時前に集合した蕎麦うち同好会のメンバー10名は早速蕎麦打ちに取り掛かり、2時間かけて120人前の蕎麦を打ちあげました。
蕎麦は挽きたて、打ちたて、そして茹でたてが美味しいと言われています。今回も蕎麦粉は茨城県の水府愛農会が丹精込めて製造した常陸秋そばを、そして蕎麦つゆは本鰹と羅臼昆布を使った横井さん特製のつゆを使用しました。このように良い素材を使い、10名のメンバーがセンターのスタッフとともに、チームワークよく打った蕎麦です。食べ終えた後、参加者の方々から寄せられた「本当に美味しかった。ありがとう」の一言がメンバー皆の疲れを吹き飛ばしてくれました。
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その後会場を移し、坪井副代表の挨拶、司会により音楽会はスタートしました。今回のステージは、DFコーラス同好会「Sing Joy」のメンバーによるコーラスです。「Sing Joy」による美しい四部合唱が続いた後、超満員の皆さんと一体となった元気ある歌声が会場を包みました。そして午後2時すぎ、再会を期して楽しい会は幕を閉じました。
以上
(蕎麦うち同好会世話役 市古紘一)
蕎麦打ち同好会の旅行が〈山形そば街道の旅〉と銘打って開催されました。同好会の一大イベントである旅行は年1回秋に開催し今回が4回目、蕎麦処を求め、長野、茨城、福井そして今回は山形・村山地方で秋深まる東北での1泊2日の充実した旅となりました。
山形は日本の有数のそば産地の一つで、太めの田舎風<板蕎麦>で知れ渡っています。昨年の蕎麦巡りで銀座<山形田>の板蕎麦をいただき、それを機に山形の旅に決定、旅行の企画となりました。今回の旅も、観光し、そばを食し、加えて蕎麦打ちもするといういつもの通りの欲張ったものとなりました。
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芭蕉の「閑さや岩にしみいる蝉の声」で有名な山寺・立石寺へ山行し、根本中堂、芭蕉句碑、仁王門,五大堂、奥の院などの旧跡を訪ねました。とりわけ五大堂は山寺随一の展望台だけあってその紅葉に包まれた景色の雄大さに時がたつのも忘れてしまうほどでした。何よりも素晴らしかったことは平均年齢70歳オーバーをものともせず9名全員千以上の石段に挑戦したことで達成感を得ることができたことです。
2日目の観光は最上川を描くことをライフワークとした画家の「真下慶治記念美術館」で冬の最上川を描いた作品に接し、雄大な最上川の流れと醸し出す空気感に感銘を受けました。
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蕎麦は三度食べる機会を持ちました。最初は旅行の結団式を兼ねて山寺山門前の「美登屋」にて質量十分の板蕎麦を、そして夕食は山県市内の「紅の蔵・紅山水」の紅の蔵を座敷にした趣のある部屋での郷土料理と板蕎麦を堪能。
蕎麦巡りの締めは村山市内の蕎麦街道の中で最も人気を誇る「あらきそば」。古民家の趣深い店内で、蕎麦前に名物の身欠きニシンの味噌煮や大根をいただいた上、地粉を使った太めの手打ちそば、固めで香り高く、「最初は "何だ!これは" と思ったが、食べ終わる頃には口にほのかな香りが残り、やはりうまいのだなと思うようになり、今ではもう一度食べたい気持ちです」(横井顧問談)の評の通りで今回の旅の締めくくりにふさわしい美味しい蕎麦を楽しみました。
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蕎麦打ちは村山市内の「蕎麦打ち道場・農村伝承の家」で地元の新蕎麦を使用して6百グラムを打ちました。館長の井上さんの指導は解りやすく丁寧で、日頃蕎麦打ちをやっているメンバーにとっても新たな技法、ヒントを得る絶好の機会となりました。当館では自分で打ったそばをそこで食べることを基本としていますが、今回はお土産持ち帰りとしました。「早速当日夜、茹でて食べたところ家内から "今回は特別美味しい" との評を得た。先生の指導で少し太めにしたことで歯ごたえ十分で良かった、勉強になりました」(丹下さん談)
山形そば街道の旅は天候、景観、そば食事ともに恵まれ楽しく過ごすことができました。
その雰囲気は掲載のスナップをご覧いただければ十分と思い、ここで報告を締めさせていただきます。
安藤 牧野 原 夏目 丹下 横井 市古 瀧田 相原
以上
(H26年旅行担当 相原 記)
今夏も高齢者センターの5階には、70名の方が我々の打った蕎麦を待っていた。恒例となった夏冬年2回の当行事は、猛暑が続く7月31日に開催された。
ところで高齢者センター「そばと音楽会」は平成18年12月30日に第1回が開催され、今夏で第16回目を迎えた。第1回目は「年越しそばを楽しもう」ということで、大みそか前日に30名の高齢者が集まり年越しそばを食べた。これがDF蕎麦ボランティアの始まりであり、横井さんをリーダーにして、前年に創部したばかりの蕎麦打ち同好会のメンバーが協力した。第2回は翌年8月19日に「納涼会」として開かれ、参加者は50人に増えた。蕎麦を食べたあとには、三枝さんが率いるカルテット「ザ・セインツ」がコーラスを披露した。その翌年からは夏冬年2回の開催となり、また参加者数も現在の70名に増加している。またその後、音楽会は「ザ・セインツ」とDFコーラス同好会「Sing Joy」が交互に担当するようになり、現在の「そばと音楽会」の形できあがった。
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![]() コーラスのプログラム |
今回の蕎麦打ちボランティアには、11名の蕎麦打ち同好会メンバーが参加した。約2時間で110名分の蕎麦を打ちあげた後、蕎麦を茹でそしてセンターのスタッフとともに配膳まで担当した。今回も常陸秋そばの挽きたての蕎麦粉を心こめて打ち、そして手際よく茹でた蕎麦を皆さんに供した。食べ終えたあと「とても美味しかった」厨房にまでお礼に来る人がいたり、「もう少したくさん食べたかったな」という声が出るほどであった。
食後の音楽会は坪井副代表の司会により真瀬代表の挨拶のあと、今回7年目となる「ザ・セインツ」の軽快なテーマソングによりステージはスタートした。素晴らしいハーモニーを楽しんだあと、第2部ピアノ演奏と続いた。第3部では、ザ・セインツと参加者全員の大合唱が6曲、そして「今日の日はさようなら」で楽しい音楽会は幕を閉じた。美味しい蕎麦を食べ、美しいコーラスを聞きそして大声で合唱し、参加者の皆さんにとっては楽しいひと時となったことと思う。
以上
蕎麦打ち同好会 世話役
市古紘一
6月例会は、京成立石にある<玄庵>において蕎麦道場・懇親会が行われました。
蕎麦道場は、山中先生による模範蕎麦うちからスタートしましたが、先生の無駄のない流れるような蕎麦うちは皆の参考となりました。その後各自挽きたての常陸秋そば800gを打ちました。高温多湿の中水分調整に苦戦しましたが、良き指導のお蔭で美味しい蕎麦を持ち帰ることができました。
その後場所を2階の蕎麦屋<玄庵>に移し、懇親会からの参加組も加わり、総勢15名の賑やかな懇親会となりました。今回はエクアドルから一時帰国中の小瀧さんが蕎麦道場も参加され、懇親会の席では今注目の南米事情などホットな話題を話していただきました。
また中途から当玄庵の貝塚社長も特別参加され、玄庵創設からの話そして蕎麦粉の話などユーモアたっぷりにお話いただきました。因みに当店の蕎麦粉は、常陸秋そばを「蟻巣石石臼*」で毎日製粉しているとのことでした。皆さんの話も弾み、酒も進んだところで、「せいろ蕎麦」を締めに楽しい懇親会は幕を閉じました。
以上
蕎麦打ち同好会 世話役
市古紘一
【編集註】*蟻巣石:文字どおり、蟻の巣穴のような小さな穴が無数に空いており、蕎麦がよく挽け、蕎麦仲間では幻の石と言われる。
3月例会の蕎麦道場をいつもの訓練場所の「玄庵」にて、会員11名の参加を得て行いました。
今回は市古代表の提案で定例の蕎麦打ちの実地指導に先だって、山中先生の模範蕎麦打ちをやっていただきました。蕎麦打ちの各工程を丁寧に、解りやすく説明しながらの模範実技とあって、会員一同 "聞き逃さない" "見逃がさない" といつになく真剣な時間となりました。蕎麦打ち経験の長い会員にとっては、これまでのやり方の反省やら、新しいヒントを得る絶好の機会であり、今回初打ちの佐藤会員にとっても基本を学ぶ絶好の機会となったことと思います。
模範蕎麦打ちの後は各人ごとの蕎麦打ちとなりましたが、先生のご指導の成果もあっていつにも増して基本に忠実な美味しそうな蕎麦を自宅に持ち帰ることができました。
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山中先生の模範蕎麦打ち | 水回し1 | 水回し2 | 水回し3 | |
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水回し4 | 練り1 | 練り2 | くくり1 | くくり2 |
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くくり3 | くくり4 | くくり5 | 地延し | 丸出し |
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肉分け1 | 肉分け2 | 角出し1 | 角出し2 | 角出し3 |
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角出し4 | 幅出し・本延ばし | 畳み1 | 畳み2 | |
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畳み3 | 畳み4 | 切り1 | 切り2 | 切り3 |
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切り4 | 切り5 | 出来上がり | レクチャー | 先生を囲んで |
以上
(広報 相原 記)
当同好会の本年度の計画は、奇数月は蕎麦打ち、偶数月は蕎麦巡りとしていますが、1月の高齢者センターでの蕎麦打ちに続き2月の蕎麦巡りは、銀座「そばきりや山形田」にて会員14名の参加を得て賑やかに行われました。
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山形は昔からそばの産地として名の通った土地で、今年秋の同好会の蕎麦旅行も「山形そば街道巡り」を計画中のところです。そういったことから今回は山形の蕎麦と郷土料理を提供する「山形田」にて開催しました。当店は銀座・松屋の裏手にあって銀座の雰囲気のない田舎の空気一杯のお店で、地元の青年有志が<山形の郷土料理を東京の皆さんに>の思いで開店したとのことです。
料理は大皿に盛られた山形の田舎郷土料理が次々と供され、オリジナルブランドのお酒{山形田}を飲みながら、いつもながらの賑やかな会となりました。最後の締めはやはり(蕎麦)です。山形の板蕎麦は長方形の板の上に蕎麦が盛られていて、地元の農家では大きな板を皆で囲んで食べるとのことです。今回の蕎麦は手打ちの「十割蕎麦」に加えて、蕎麦粉10に対してプラス1のつなぎの「外1蕎麦」を皆で板を囲んで楽しみました。蕎麦の特色としては、やや田舎風の太めで、歯ごたえもしっかりあるもので次々に平らげることになりました。
同好会の蕎麦巡りは最近加入の会員を含めて参加率も高く、従来に比してコミュニケーションが良くとれ楽しい会になっています。
なお今回は、店長で、やまがた特命観光・つや姫大使の作間洋子さんの手際のよいサービスに大変お世話になりました。
以上
(広報 相原 記)