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一般社団法人 ディレクトフォース

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 2021/04/01(No.338)

コロナ断捨離でモノが増えました!?

横山 英樹

自宅時間が増え、我が家も断捨離を実行、3月に娘が出産で来るので、物置部屋を整理して空けねばなりません。その結果 ‥‥ スッキリするはずが、逆に怪しい骨董屋のようになりました!? 写真(下)はほんの一部で、もう飾る棚や壁面が残っていません。

理由は、二つあります。一つは、思い出の品々が大量に出てきて捨てられず、また仕舞い込んだら意味無いので飾ることにしたことです。ヨーロッパ駐在で買ったり貰ったりした品々、子供の作品などなど、飾ってみると話題になります。そこに、もう一つ加わったのが、家内の実家の「家仕舞い」です。

家内の両親は1年前に都内の施設に夫婦で入り、一戸建て庭付きの古屋を売却することになりました。家内がほぼ毎日、発掘と処分で空き家に通い、桐のタンスから壁の飾りまで、思い出の品々が次々と狭い我が家に搬入され、私はそれらを展示しまくって、怪しい骨董屋になった、というわけです。展示場所はトイレも例外ではなく、今は座ると目の前にこのような額があります

この額は、実家でもトイレに有ったもので、義母ははが雑誌から切り抜いて額に入れたと思われます。気になってはいたのですが、改めて調べたら、 仙厓せんがい和尚の「老人六歌仙画賛」(出光美術館収蔵)というものでした。浅学でお恥ずかしいですが、有名なものですね。「□△〇」を描いた絵は見たことがありますが、あれも仙厓和尚だと知りました。そこに書かれた文言は以下です。

「老人六歌仙」

しわ がよる  黒子ほくろができる
腰曲がる 頭はげる ひげ白くなる
手は震う 足はよろつく 歯は抜ける
耳は間こえず 目は うとくなる
身に添うは 頭巾襟巻 杖眼鏡
たんぽ温石  尿瓶しびん孫の手
聞きたがる 死にともながる 淋しがる
心は曲がる 欲深くなる
くどくなる 気短くなる 愚痴になる
出しゃばりたがる 世話焼きたがる
またしても 同じ話に 子を褒める
達者自慢に 人は嫌がる

‥‥ ユーモラスに、でも辛辣に「老人あるある」を表現しています。前半は外見、後半は態度や言動ですが、戒めるわけでもなく、滑稽な絵を見ると「まあ、老人はこんなもんだよ」という肯定的なユーモアを感じます。なぜ義母がこれをぶら下げたのか? ご本人は最近ちょっと言動不明な点があって、今更聞けないのですが、多分、自分たちも注意しましょうね、という気持ちなのだろうと推察、これが我々夫婦に引き継がれた、というわけです。
「またしても 同じ話 達者自慢に 人は嫌がる」どこかにも居そうです(笑)エンドマーク

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