サイト内検索 powered by Google

一般社団法人 ディレクトフォース

タイトルイメージ

2020/06/16(No.319)

コロナを超えて人生を楽しむ

 

石河 正樹

前立腺がんを経過観察中のかかりつけ医から「石河さん、あと何年生きたい?」と聞かれたので、即座に「5年も生きれば‥‥ 」と答えたら「それはいい考えだ!」と賛成された。
それから2年経ったからあと3年の余裕期間がある。だんだん残り少なくなると、毎日、毎月が愛おしく、楽しく生き続けている。

先ずは、近況から。今年(2020年)になって、いつもの通り出勤した時のこと。
自宅から1時間かけて東京駅改札口を通るためパスモをポケットから出そうとしたが指先がしびれてつかめない。時間をかけて手を変えてやっと改札を出て出社し、同僚に経過を話したら、健康管理室に行くよう勧められた。保健師に伝えたら、すぐ病院に行けとのこと。タクシーに乗って御成門の慈恵医大病院の救急外来に飛び込んだ。
脳神経内科の診察を受け、即入院で集中治療室に入り、基本的注射やバイタルチェックと頭部のCT検査を受けた。その結果、脳の血管に血栓が詰まっていた。幸い微小な血栓だったので、手術の必要はなく、一安心。

しかし、発作後3日間は、心臓から送られてくる血液中に混ざった血栓で、梗塞が起こる確率が高いので、集中治療室で観察。その後は一般病室で投薬や検査を受け、2月8日に退院した。

ダイヤモンド・プリンセスのパス
2度と利用したくない

その間、ダイヤモンドプリンセスのウイルス感染が報じられ、患者が医療機関に収容されだした。夜中に救急車のサイレンが鳴る度に、院内に緊張感が走る。
担当医師をねぎらうと「臨戦態勢ですから」と顔をこわばらせていた。

幸い後遺症もなく、漸く日常生活に戻れると思ったら、未曽有の事態が今までも続くとは‥‥‼︎ 。

自宅蟄居して50日間。都心部に出かけようと思っても、いつ感染するかわからずウイルスを家に持ち込まないとも限らない。高齢者の上、膀胱がんの術後、前立腺がんの経過観察中で、脳梗塞の入院と持病のデパートだからウイルス感染に人一倍敏感になっている。

ぽっくりと逝きたいくせに医者通い

症状を言えば言うほど薬増え

上の2首は、新宿漢方医学のかかりつけ医、日本医大老年学名誉教授 川並先生からの川柳。

仕掛けていた中国人富裕層の医療インバウンド事業も休止し、他人に会うこともできず、頼まれ仕事の「避雷器の設置先探し」をもっぱらメールと電話、郵便で行っている。

このような時間を与えられて有難いと思うか、退屈で困ったかといえば、前者を取る。
米寿記念の祝い品など贈られてみると、面映いやら、有難いやら、これからどう生きるかが当面の課題なので、DFの某氏に背中を押されて近況を綴った次第‥‥ 。
やむなく生活変容せざるを得ないのだから、要するに、ポストコロナを如何に生きるかが当面の課題につき、思いつくままキーボードをたたいた。

1. 先ず第一は健康管理

この年齢で気を付けなくてはいけないことは、フレイル(身体能力の虚弱化)防止。2週間ベッドにいると認知症になる確率がグンと高くなるそうだ。

もういいと言いつつ 毎日ウオーキング 小股猫背も気にしない

新年に今年の目標として掲げた目標は1日1万歩だったが、最近は平均6千歩になり老化現象を痛感している。

自宅の裏山散歩道 八景島の遠望

コロナに勝つには、当面、今でも友人で臨床医として活躍している鹿児島大学名誉教授園田俊郎先生お薦めの有機栽培・カテキンを多く含む「緑茶」と東大発見の「乳酸菌製剤」で自己免疫力を高めるしかなさそうなので愚直に服用している。
あとは、ワイフの朝、昼、晩の手料理に舌鼓。何でも食べられる自分に感謝、感謝の毎日である。家庭菜園でとれた有機栽培の新鮮な野菜にも大満足。

2. つぎは、「未来志向

40年勤続の前職を退いてはや20年。その間に海外旅行を28か国52回。前職時は海外出張で観光抜きだった。個人旅行や友人仲間との観光で十分堪能できた。これからは思い出に生きるより、これからどう生きるかが問題だ。

開始直前で、休止中のメディカル・ツーリズムのプロジェクトの再開も楽しみにしている。近隣友好の世界貢献のつもり。
「過去を振り返らない」松下幸之助氏は、生来病弱で94歳まで生きたが、91歳の正月に「今年の4月から中学校に通う」と言い出したそうだ。まさに「リカレント」の提案に驚いたと当時の秘書役の話。

ポストコロナの社会がどう変わるか、未知の世界を見ることを残された時間の楽しみにしよう。今までとは異なる世界 with Corona が必ず来る。

3. 最後は「美」を楽しむ

No Art, No Life。ローマの哲人セネカ曰く「良く生きれば人生は十分長い」。

SOMPOの新美術館

京セラの稲森和夫氏が説く「真、善、美の追求」と思ったが、残された時間がない。せめて「」だけは最後まで、動けるうちに楽しみ続けたい。もう悔いはない。
絵画、音楽と自粛が解けたので手あたり次第出かけるつもり。コロナ騒ぎで延び延びになっているSOMPOの新美術館のオープンも近い。旅行も去年に続き、今年も北海道へ滞在型避暑に行く予定。海外も自然美と食材豊かな南豪地方と欲張っているが、どうなることやら。
現時点では、先行き不透明だが、筋体力とコロナ次第である。ワクチン開発、抗体検査、治療薬の早期普及を願うのみ。エンドマーク

いしかわまさき ディレクトフォース会員(会員番号950)
DF顧問 元安田火災海上保険 元パソナ 現ベネフィット・ワン顧問 

一般社団法人 ディレクトフォース 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル 6F

e-mail : info@directforce.org | Phone : 03-6865-7860 | (C) 2011 DIRECTFORCE

アクセスマップ