2012/07/16(No129)
杉山 孝義
41年間の会社人生を終えるに当たり、今後の趣味としては現役時代から大好きだったゴルフだと先ずはゴルフクラブの会員になりゴルフ三昧を考えた。しかしそれだけでは至極ノーマルで寂しいなと思い直しました。
そこで1回しかない人生、一念奮起し何か特別な事にチャレンジしてみたいと思い、子供のときに映画・クストーの「沈黙の世界」を見て以来夢であったスキューバーダイビングを始めることを決意し、家族に提案。比較的安全で老人や女性の人口が多く、特別な訓練を要しないで簡単に出来ると家族を説得し、「年寄りの冷や水だ」と言われながらもしぶしぶOKをもらった。
早速2006年5月に先ず18mまで潜れるCカードと呼ばれるオープンウォーターのライセンスを取得。さらに翌年30mまで潜れるアドバンスのライセンスをも取得した。初の海中40分のダイビングで夢が叶い思わずバンザイ!! と叫びました。生命の源である海の中は魚や亀や珊瑚礁等々で生命の息吹に溢れています、テレビや映画で見るのとは違い、海の中の美しさと目の前の生き生きとした可愛い魚等達との出会いが強烈な感動を与えてくれます、まるで竜宮城にいるようです、残念ながら美しい乙姫様はいませんが‥‥?
「海に潜って何をするのですか」とか「何が面白いのですか」との質問をよく受けますが、「普段生活している地上とはまるで違い、重力から解放されて海中遊泳しながら魚と戯れる約40分程度のダイビングによって、まるで別世界を味わえることです」と答えます。その素晴らしさは言葉では言い尽くせません、一度潜ると皆さんは殆どの人が虜になってしまいます。
仲間がいるともっと楽しいだろうなと思っていたところ、DFに入会するときに当時の事務局長横井さんからスキューバー同好会を立ち上げたいとの話がありました。2008年に会を発足させ、同年実施した第1回伊豆大島ツアーを皮切りにフィリピンセブ島3回、沖縄・慶良間諸島・西表島・石垣島、パラオ、タヒチ等々これまでDF同好会として9回のツアーを実施しました。会員のライセンス取得者は横井・遠藤・佐藤・三木・小生で平均70歳の若々しくて(??)愉快な5人の仲間です。
ダイビングの世界では1回潜る事を1本潜ると言っておりますが、今135本潜っております。夢はいろいろな魚達との出会いを求め世界の色々な有名スポットにチャレンジし、300本ぐらいは目指したいと思っております。■
*編集註:上のビデオは本年5月8日から13日にかけて行われたセブ島ツアーの様子です。「スキューバ同好会」の活動の様子はこちらでご覧ください。
すぎやまたかよし ディレクトフォース会員 元日産ディーゼル