環境部会トピックス

「湘南平塚ゆるぎ 里地里山」が、環境省「自然共生サイト」に認定

撮影:保坂 洋
2024年5月17日

「湘南平塚ゆるぎ 里地里山」が、世界的な動きの中で環境省が日本で運用する「自然共生サイト」に認定されたとの報告が、DF環境部会・自然保全活動分科会が14年間お世話になっている中央日土地社の担当者からありましたので、お知らせします。詳細は下記の同社HPに掲載されたニュースリリースをご参照ください。

  1. 「自然共生サイト」は、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する世界共通の目標「30 by 30(サーティ・バイ・サーティ)」の達成に向けて、環境省が2023年度から正式運用を開始した制度。生物多様性の保全に貢献する区域を「自然共生サイト」と認定し、認定を受けた区域は「OECM」(Other Effective area-based Conservation Measures) として国際データベースに登録される。
  2. 「湘南平塚ゆるぎ 里地里山」は、中央日本土地建物㈱がグループの「サステナブル基本方針」に基づき、里地里山や湿地の環境改善および復元整備などに「産・官・学・民」一体となって取り組む体制などが評価され、「自然共生サイト」に認定された。併せて、中央日土地グループは環境省が主催する「生物多様性のための30by30アライアンス」へ参画し、「30by30」の国内達成に貢献して行く。
  3. DF環境部会・自然保全活動分科会としても、引き続き同社が事務局を担当している「湘南ひらつか・ゆるぎ地区活性化に向けた協議会」(平塚市、東京農大、同社、地元きさわ地区住民組織から構成)の活動に協力して、益々同地域の活性化に貢献していきたいと考えている。
  4. 中央日土地グループのHPニュースリリース:
    https://www.chuo-nittochi.co.jp/news/202402/271400.html
以上(平井 隆一、髙橋 淳