“ 今年も進化したい ”
みなさま、明けましておめでとうございます。
今年は辰年、龍の特性を反映して縁起の良い年と言われています。
創立20周年を経て、次の10年への更なる進化に向けて新たなスタート台に立ったDFにとっても、素晴らしい年になる予感がしています。
これまで続けてきた社会貢献活動を更に深め、ウイングを広げていくために、これまでの100歳社会総合研究所を衣替えし、新たに「地域デザイン総合研究所」を設立、東大の牧野教授を所長にお迎えし、ここを母体として新しい活動を開始します。
各地の自治体、教育機関、金融機関、地場企業などの地元組織と共に、其々が抱える課題解決に向けてDFの持つ活動資産を総動員しながらデザインしていく地域デザイン活動を本格的に開始します。その根幹はシニアの我々がこれまで受けてきた色々な恩を若い人々に送っていく「恩送り」、そして人々がお互いに関わり合い、認めあって幸せに生きることのできる「小さな社会」作りにあります。
各地が抱える課題やニーズは其々異なっており、謂わば各論の積み上げという難しい活動となりますが、DF全体が一丸となって総力を上げて進めていきます。
次にDFにとっての課題は、多様性(ダイバーシティ)の実現です。
ご承知のように日本は世界に比して遅れています。DFも遅れています。
これからはこの多様性を推進しなければ組織が弱体化していくことは色々な事例が示すところです。
メンバーの多様性(会員制度の見直し)、価値観の多様性、コミュニケーションと意思決定の透明性、他コミュニティーとの連携など、DFとしての具体的なポリシー策定はこれからの課題となりますが、先ずは女性会員の充実を図りたいと考えています。現在40名弱の女性会員数拡大も必要ですが、それよりも現在の女性会員がもっと自由に活発に活動できる場作りをしていきたいと考えています。
またDFの活動をより活性化させるために財政基盤の充実拡大も必要です。
今年も課題は山積していますが、何よりも大切なことは「会員全員がDFに入って本当によかった」と実感してくれるプラットフォームづくりです。
そして皆様と共に充実したシニア生活をゆっくりとしなやかに過ごしていきたいものです。
今年が皆様にとって良い一年となりますよう祈念しております。