タンザニア留学生受け入れ支援

2024年2月26日

タンザニアのさくら女子中学校の生徒2名が、昭和女子大付属高校2年生のクラスに3カ月間短期留学中である。環境部会は同大学からの要請で、以下の留学生受け入れ支援を行った。

  1. 2023年12月11日、留学生を迎える上記高校2年生を対象に、第10回環境サロンで話した内容を基にして、タンザニアの紹介講話を行った。生徒からは、「タンザニアはまだ開発途上国であり、タンザニアのために自分たちに何ができるのかを考えたい」という感想があった。
  2. 2024年2月1日、留学生とバディ生徒を連れて、墨田区にある花王の「花王ミュージアム」と「インキュベーションセンター東京」の見学に行った。ミュージアムは花王の事業の歴史だけでなく、日本の近代化の歴史を振り返る博物館であり、貴重な学びの場になった。インキュベーションセンターでは、医師志望の2人の留学生とサイエンスコース所属のバディ生徒が、RNAに着目した新技術の開発について熱心に質問していたのが印象的だった。

見学の後、地元の老舗店で「亀戸大根あさりせいろめし」の昼食をとり、亀戸天神に参拝。その後、江戸の町人の暮しを体感できる「深川江戸資料館」を訪れた。留学生にとって楽しい一日になった。

なお、2月14日には、留学生の帰国を前に、さくら女子中学校留学生を囲む会が催され、DF環境部会、理科実験グループからも出席しました。昭和女子大学の関係者はじめタンザニア駐日全権大使も出席され、留学生からは高校での授業や企業での研修などの有意義で楽しかった日本での経験を思い出しながら、感謝の言葉が語られた。

以上(中西 聡、小林 慎一郎)