2024年2月2日
「2023年12月8日と2024年1月16日の2回、鎌倉市内の小学校で「水溶液の性質」をテーマに理科実験の出前授業を行いました。この企画には正規授業として、各回32名の6年生が参加しました。この特別な授業は、鎌倉市のスクールコラボファンドからの予算を得て実施されました。このファンドは、大学やNPOとの協力を通じて、魅力的な人材や最新のテクノロジーを活用して、小中学校の教育活動を豊かにする機会を増やすために利用されています。
DF理科実験授業は、鎌倉市在住の平尾光司会員(1190)が鎌倉市教育長と地域創生の会談を通じて実現しました。授業のテーマである「水溶液の性質」は、教科書や教育指導要領に基づくものであり、DFが独自にアレンジし、子どもたちが体験できるような形になっています。
第1回目の90分では、アルミ箔と鉄粉を塩酸に溶かして、子どもたちと一緒に別の化合物に変化する実験が行われました。第2回目では、クエン酸と重曹水溶液を使用し、紫キャベツなどの植物色素が液性によって変色する実験が行われました。
180分にわたる授業の間、児童たちは歓声を上げながら科学の原理を理解し、楽しむことができ、教育委員会、学校長、理科教諭の協力により、成功裡に実施されました。
以上(鶴岡 正吉、小林 慎一郎)