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( 2018年3月31日 掲載 )

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2018年3月 講演・交流会(176回)

テーマ:『ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催意義と見どころ』

講 師:嶋 津 昭 氏(公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長)

講師2018年3月12日(月)学士会館にて76名の参加者を得て176回目の講演・交流会を開催いたしました。

講演では、総務省初代事務次官、全国知事会事務総長、地域総合整備財団理事長などを歴任、現在ラグビーワールドカップ2019組織委員会(以下、組織委員会)事務総長をされている嶋津昭氏より下記内容のお話を伺いました。

◇ ◇ ◇

【嶋 津 昭氏のご経歴】

  • 1943年生まれ
  • 1967年東京大学法学部卒業 同年自治省入省 同省財政局地方債課長 同省財政局財政課長
    自治大臣官房審議官(財政課長事務取扱) 自治大臣官房審議官(公営企業担当)
    自治大臣官房審議官(財政担当)自治大臣官房総務審議官を歴任
  • 1998年自治大臣官房長 1999年同省財務局長を務めた後 2001年に初代の総務事務次官
  • 2002年退官後 全国知事会事務総長 野村総研研究顧問 地域総合整備財団理事長を歴任
  • 2014年3月より ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長(現職)

◇ ◇ ◇

[講演の概要]

ラグビーワールドカップは、1987年に始まった比較的若い大会ですが、観客規模から夏季オリンピック、サッカーワールドカップと共に世界3大スポーツ大会と称されます。アジアで初めての日本大会は、2019年9月20日から44日間、全国12都市で開催され、世界の強豪20か国が熱戦を繰り広げます。

組織委員会はホストユニオンである日本ラグビーフットボール協会の実行部隊です。目下、国、自治体、経済界とスクラムを組み、会場変更による財政課題を乗り越え、興行面で成功した前回イングランド大会を参考に全会場を満席にすべく準備を進めています。

特に「Rugby for Tomorrow」をテーマにラグビーの地平を広げ、アジアの子供、女性、体の不自由な方を含む多くの方に楽しんで貰い、ラグビー人口の拡大に繋がる大会を目指します。

 

2019ラグビーワールドカップの
トーナメントマーク
公式マスコット「レンジー」

 

日本大会では、12都市と約40地域のキャンプ地での国際交流の推進、4,300億円の経済効果と雇用創出が期待されます。日本が南アを破り世界を沸かせた感動に匹敵する体験やスポーツを楽しむ欧米流のホスピタリティ文化に接して頂くため、多くの方の観戦を希望します。

【参考】

公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会HP

右は当日配布された「RUGBY WORLD CUP 2019(TM), JAPAN」のパンフレットですです(クリックすると内容が閲覧できます)。

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交流会では嶋津氏の紹介者である、和田文男会員の乾杯の発声で始まり、ラグビー経験者も含めた交流など和気藹々の内に行われました。

以上 
(越川頼知・記)