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(最終更新日: 2011年4月19日

スキー同好会 
世話役:中塚 久一 

2010/3/22

行事報告

海外スキー・ツアー -- Les Trois Vallees, France --

(2010年2月27日〜3月7日)

Les Trois Vallees の全容と Val Thorens
(クリック拡大)

すごいスキー場へ行って来た。何がすごいかと言えば、まず、ゲレンデ総距離が600kmという世界一であること、モンブラン(4,808m)などアルプスの山々が近くに見え、素晴らしい景色に囲まれていたこと(一生に一度くらいはこんな絶景を見ておきたいもの)、それに標高3,000m級のゲレンデは雪質が大変良かったことである。

 2月27日、成田に朝8時半集合。スイス航空で成田 → チューリヒ → ジュネーブへ、そこからバスで3時間、家を出てから26時間後に、漸く我々のホテルがあるバル・トランスへ着いた。ここは、今回の舞台トロワ・バレー(3つの谷)の1つの谷という。谷といっても標高2,300mもあるのだ。トロワ・バレーは、3つの谷を跨いだスキー場で、200基のリフト・ゴンドラで有機的に結ばれ完全に一つの広大なスキー場になっている。場所は、ジュネーブから陸路フランス側に入った所であるが、どこに来たのか私にはさっぱり分からなかった。そこで、本ツアーをアレンジして頂いたDFスキー同好会世話役の折茂さんに解説して頂いた(後述)。

 翌日から丸6日間、それこそスキー三昧。こんなことも生まれて初めてである。ここはヨーロッパだし、また、若くはないのだからガツガツ滑ることはないと考えていたが、適当に曇り(+吹雪)の日もあり、天候が運動量を調整してくれた。木村さん、広沢さん等若い人たち(と言っても60歳台)は、少しでも時間を惜しんで滑っていた。体力の差を感じる。

 案内人も素晴らしかった。いや、この案内人無しでは、味気ないスキー・ツアーで終わったかもしれない。我々のツアーは、DFグループから7名、他から8名が加わり、15名の団体であったが、これを2班に分けそれぞれに案内人が付いた。私は、専ら、ベルナール君の班に入って滑った。同君はスキーのうまさはいうに及ばず、日本語・英語も堪能で、冗談もうまく、人柄も大変良かった。同君に、「毎日、何10キロも滑って良く足が疲れないね」と聞いてみたら、「膝を出来るだけ曲げないで滑っている。膝を曲げれば腿の筋肉が緊張するので疲れる」との回答。ヒントにはなったが、真似しても簡単にはうまく行かなかった。晴天の日は、70kmも滑らせられた。疲れたと同時に醍醐味というか充実感を味わった。

 このスキー場で、気がついたことが3つある。即ち、① 平日で、しかもこんなに広いのに、多くのスキーヤーで混んでいたこと、(フランス語は勿論、英語、ドイツ語、オランダ語、それに僅かであったが、我々グループの日本語などが飛び交っていた)、② スノー・ボーダーが殆どいなかったこと、③ 小学生くらいの子供達が、あちこちでスキー学校のゼッケンを付けて滑っていたことである。フランスは、子供の頃からきちんとスキーを教えることで、スキー人口が減らない、ボーダーが少ないことに繋がるのだと思った。日本では、若い人たちは殆どボーダーであり、スキー人口が減っていることと比べると偉い違いである。

初の海外スキーツアーを楽しんだメンバーの皆さん(クリックしてアルバムに)

 厳しいこともあった。曇ったりすると殆ど前が見えなくなる。ただ、ひたすら、前の人の背中を追っかけるしかなく、危険を感じたこともあった。また、顔に付いた水滴が凍ってしまい(マイナス17℃、高度3,003mと表示されていたところがあった)痛いようにも感じた。また、空気が薄く、軽い高山病で息が切れ、富士山を登っているような気分も味わった。

 帰国便でもトラブルがあった。ジュネーブ → チューリッヒ → 成田(スイス航空)の予定であったが、吹雪でジュネーブ → チューリッヒの便が遅れ、チューリッヒ → 成田の便に乗れず、我々はチューリッヒで立ち往生した。が、そこは、我々グループには海外出張慣れした人が多く、強力交渉結果、フランクフルト経由の便(JAL)で8時間遅れたが予定の3月7日に無事帰国出来た。これも今となっては思い出の一つである。折茂さんのフランス語は勿論のことであるが、参加者の皆さんは英語が堪能で、また、欧州駐在経験者の石川さんはフランス語、木村さんはドイツ語も分かり、言葉は何ら不自由なく、そのことが全員無事に帰国出来た大きな要因であった(ついでに言えば、折茂さんのフランス語は板についており、夕食等でのメニューを案内人に代わって日本語で説明して頂いたり、土産屋での通訳など、個人的にも、大変お世話になった)。

 DFスキー同好会は、毎年、国内スキー場ばかり回っており、冗談でいつか海外でもなどと話していたが、こんなに早く実現するとは思っていなかった。これも、折茂さんが若い頃パリーに駐在されていたご経験からの実現であった。

場所について折茂さんから解説して頂いた。

アルプス山脈というのは欧州6カ国にまたがる山地群の総称ですから、Val Thorensはそのごく狭い一地区ですが、もう少し広い地域の山塊,山地群の名前としてヴァノワーズ山群が地図に書かれています。分かりやすい表現としては、

  • 欧州アルプスの一角を占めフランス・イタリア国境に近いヴァノワーズ山群の一番奥に40年前から開発が進められた世界最大の一大スキー・リゾートである。
  • ヴァノワーズ山群はエギーユ・ドウ・ペクレ3,562mなど3千mを超える多くの山峰と氷河に囲まれた国立公園となっていて、北から南にクルシュヴェル、メリベル、バルトランスと3つの大きな谷があるため Les Trois Vallees とも呼ばれている。
  • 大きな位置関係としてはシャモニ、アルベールビルの南で現地へのアプローチはジュネーヴ空港から、オートルート、一般国道、県道を走って約3時間の行程である。

最後に、参加したメンバーを記しておこう。(敬称略)

折茂伸平、石川忠夫、木村峰男、広沢政晴、横井時久、渡辺夏江(ゲスト、スキー1級)、
それに私の7名。

(2010.03.20金井勇司記)


2010/02/12

2010ツアープラン‥ゲスト大歓迎

スキー同好会はDF同好会の中でも、早くから活動を始めたグループの一つである。現在の会員は11名。但し、スキーツアーへのゲスト参加は常に大歓迎。毎年10月頃に集まって次のシーズンの予定を協議する。シーズンに3回か4回スキーツアーに行き、その合間に個人練習を入れるパターンが定着してきた。
 さて、2010年の計画は次の通り。スキー同好会の世話役がお世話をするのは勿論、夫々の行き先を熟知した人が、細かい手配をすることになっている。
  • 1月末  上越国際スキー場 お世話は松村洋さん
  • 2月中旬 安比高原スキー場 お世話は石川忠夫さん
  • 3月上旬 Trois Vallees スキーリゾート お世話は折茂伸平さん

なんとフランス行きまで計画されてきた。このフランス遠征記は次の報告に載せるとして、今回は上越国際の模様をお知らせしたい。

上越国際スキーツアー(1月31日~2月1日)

参加者は16名。スキー同好会のメンバーが全員参加したほか、女性を含む5名のゲストが参加し大盛況となった。その理由は、このスキー場の温かいサービス、安い料金、そして素敵な温泉とおいしいお酒、全てが揃っており、実に快適なスキー旅行が楽しめるからである。1月31日(日)午前9時に越後湯沢駅改札口に集合。直ちに迎えのバスでスキー場に向かう。所要は約20分。到着後着替えてゲレンデに集合。スキーレッスンを受けるグループと受けないグループにわかれて、活動開始。レッスンを受けない腕ならぬ足に自慢の人はすぐにリフトに乗って山頂へ。どんな急峻な斜面も一気に滑る達人は、暴走族となって滑りまくったに違いない。若い人達もさぞ驚いたであろう。レッスンを受ける人の中にもスキーの達人はいる。スキー教師の教える基礎を再確認し、同時にようやくスキーが面白くなった3級並みの人の面倒をみようという優しい心の持ち主である。
 上越国際は全国でも有数の滑走面積の広いスキー場である。一番奥にある当間ゲレンデは、雪質も良いし、眺めの素晴らしい所である。ディレクトフォースの環境チームがボランティ活動で、ぶな林の遊歩道の整備を行った場所も近くにある。短い昼食をはさんで約5時間のスキーを堪能し、参加者はホテルの部屋に一旦落ち着いた。温泉でゆっくり体を温め、待ちに待った宴会。スキー場の幹部も出てきて地元との交流も充分できた。出てきたお酒は、八海山、久保田、鶴齢といった銘酒。おいしい料理に舌鼓を打ち、最後の締めはカラオケ。これまた昔執った杵というか夫々が大変なタレントであることが判明した。次の日は、ゲレンデでスキーを続行するグループと、地元のへぎ蕎麦の探訪に出かけるグループにわかれたが、夕刻には楽しい思い出を残し、皆さん無事に家路につきました。(写真=クリック拡大)


2008/4/14

行事報告

北海道スキーツアー(3月2日~4日)

アフタースキーを楽しむ

スキー同好会の今シーズン最後の行事である北海道スキーツアーが3月2日~4日行われました。参加者は7名。今回の行き先は小樽近郊の朝里川温泉。
 第1日目は、朝里川温泉のホテルにチェックインし、スキーウエアに着替えてからすぐ近くのスキー場に直行。ミールクーポンと引き換えの昼食をとってからゲレンデにまっしぐら。夕刻のリフト営業が終わるまで、ほとんど休み無しに滑降。平均年齢70歳に手が届くグループとは思えない元気さでした。夜は温泉で筋肉をほぐした後、ホテルでディナー。一旦部屋に入ったら、9時間の熟睡でした。
 第2日目は、ライナーバスで本格的スキー場キロロに。ここでも、昼食をはさんで、ほとんど1日中滑りっぱなし。スキーの技術レベルには差があるものの、「前傾姿勢」が合言葉です。天気にも恵まれ、快適な1日でした。夜は、小樽のすし屋通りに。観光バスが乗り付ける大きなすし屋は避けて、小ぶりのすし屋のカウンターで地元の食材を握った寿司を堪能。特産「八角」が圧巻でした。
 第3日目は、再び朝里川スキー場で滑降。ここでは、さすがに、参加者の皆さんの普段の生活習慣の違いが出て、出発間際までがんがん滑る人と、早目に切り上げ、ゆっくり温泉につかって帰り支度をする人にわかれました。千歳空港ではラーメン横丁で軽い夕食をとり、羽田到着後すぐに解散。旅先では色々なことが起きるものです。ミールクーポンを無意識に落とし、2日目以降身銭を切る人。他の人のゴーグルを自分のものと思い込んで平気で使う人。朝食バイキングの紅茶をコーヒーと思って飲む味音痴の人。それでも老化現象とは決して思いたくない人達ばかりです。
 最終日にこんなことがありました。朝一番の新雪にシュプールを描こうということになり、リフトは8時から運転開始と思い込んで、全員7時45分にロビーに集合。ところが、スキー場に行くシャトルバスは9時出発とのこと。フロントを説得して、無料のタクシー券を出して貰いました。勇んでスキー場に出かけると、そこは閑古鳥。なんとリフト営業は9時開始とのこと。シャトルバスの出発が9時にしてある事情が理解できました。思い込みではなくて、確認をしてから行動するという教訓を次のシーズンに向けて残した一幕でした。

パウダースノーの本格派 キロロスキー場にて

2008/2/6

スキー同好会発足



この日も絶好のスキー日和だった上越国際スキー場で

ハンターマウンテンにて(2007/12/10)
同好会が正式に発足する前から、スキーの好きなDF会員が、何人か集まってスキーに行っていました。その人たちを中心にスキークラブができたので、比較的スムーズに同好会の活動を始めました。現在メンバーは8人で、ときにはゲストが加わり、10人以上の編成でスキー旅行に出かけることもあります。
  スキーの技術にはバラツキがありますが、無理をせず、安全に楽しくスキーをすることを心がけています。平成17-18年のシーズンには、ハンターマウンテン(栃木)、上越国際(新潟)、札幌国際、ルスツ、手稲(北海道)に出かけました。平成18-19年のシーズンには、雫石(岩手)、上越国際(新潟)、
ハンターマウンテン(栃木)、ニセコ(北海道)に出かけました。平成19-20年のシーズンには、斑尾(長野)、尾瀬岩鞍(群馬)、上越国際(新潟)に出かけ、3月上旬には朝里川温泉(北海道)に出向く予定です。スキーと同時に、温泉につかり、地方のおいしい酒や料理を楽しむのもお目当ての一つです。そろそろ海外遠征の話も出てきており、米国コロラド州のアスペン、ベイル、カナダのウイスラー等が候補地にあがっております。


スキー同好会の今シーズン(2007 - 2008)の計画は次のとおりです。

12月15日-16日
1月10日-11日
1月27日-28日
3月 2日- 4日

 

斑尾     (長野県)
尾瀬岩鞍   (群馬県)
上越国際   (新潟県)
朝里川温泉  (北海道)

すでに斑尾と尾瀬岩鞍へのスキー旅行は無事終了しました。
参加者は夫々5名で、技量に合った斜面で、スキーを楽しみました。
次の予定は1月27日-28日の上越国際です。ゲストの参加も歓迎です。


絶好のスキー日和だった尾瀬岩鞍で


スキー部には現在登録会員が約10名います。技術レベルは様々ですが、シーズン前に、スキー旅行の打合せを行い、一緒に スキーに行くのが活動です。
今シーズン(2006 - 2007)は次の場所に行きました。

12月17日~18日
1月28日~29日
2月18日~19日
3月 4日~ 6日

 

雫石(岩手県)
上越国際(新潟県)
ハンターマウンテン(栃木県)
ニセコ(北海道)

5名
9名
5名
7名

来シーズンは、尾瀬岩鞍、志賀高原方面に出かけることも、案として出ています。今年の10月頃に、集まって計画を立てることになるでしょう。