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ワイングラス

ワイン同好会

世話役 石井 勝巳(2019年版)

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矢印

2019年8月14日 更新

目 次

通算回数 テーマ / イベント名 実施日
プチワイン会 イタリアワイン特選 8月1日(水)
第72回 豪州/ニュージーランド(NZL)を往く 6月19日(水)
プチワイン会 伊ピエモンテワイン 5月7日(火)
第71回 春のフランスワインとフランス料理 3月26日(火)

2019年8月14日 掲載

wineGlass プチワイン会DFPW 2019年8月)

  • 日 時:2019年8月1日(水)17:30~20:30
  • 場 所:椿山荘「イルテアトロ」
  • テーマ:「イタリアワイン特選」
  • メニュー/ワインリスト

 

例会の合間に開催されるDFPWDFプチ・ワイン会)は少数精鋭のワイン愛飲家を対象として回を重ねてきた。

そもそも椿山荘伊料理店「イルテアトロ」の場から発足して、都内のユニークなレストラン数か所で開催する履歴を経て、今また「イルテアトロ」に戻り、終の開催場所として定着したかの感がある。

「イルテアトロ」の眺望絶景の個室「ジャルディーニの間」が場所として定着しているが、前回は13名もの多数が集合して手狭であったので、今回は10名に限定した。

「イルテアトロ」の料理とサービスは前回に引き続き参加者から好評を博した。ワインをマーケットから調達して持ち込み(料金フリー)、これにソムリエとシェフが連携してマリアージュする料理を提供する「イルテアトロ」の離れ業は実に見事である。

今回は、DFPWの有力メンバーの菅原さんがワインセレクションと店との折衝を全面的に請け負い、大車輪の活躍を願ったこと深謝に堪えない。

菅原さんが開催に先立ちセレクトしたワインの特徴に関する名解説を、本報告の随所に引用することをご了承願いたい。

開宴前に全員で記念撮影

開宴前の懇談

イタリアでは、夕食や宴会に先立ち軽食をつまみながら食前酒を楽しむことをAperitivo(アペリティーヴォ)という。

泡ものとカナッペでAperitivo(アペリティフ)
発泡ワイン「フランチャコルタ・ブリュット・キュヴェ・プレステージ」

発泡ワインは、カデル・ボスコ製フランチャコルタのマグナムサイズ(1.5L)が提供され、トーストの香りと果実味の豊かな清涼感がカナッペと良いマリアージュであった。マグナムサイズのように、一般に容器が大きくなるほどワインの質は安定するといわれている。

フランチャコルタがスプマンテから独立したカテゴリーとして販売されるようになったのは、このカデル・ボスコの努力の成果で、特にミラノでのファッションショーにおける評判がスプマンテを追い抜いたと言われている。

開宴

(左から)開宴の挨拶(石井代表幹事)/ 乾杯(錦織さん)/
(右)発泡ワイン「フランチャコルタ・ブリュット・キュヴェ・プレステージ」

イタリアの発泡ワインは、一般的にはスプマンテと総称されるが産地別に呼称が異なり、①フランチャコルタ(ロンバルディア州)②プロセッコ(ヴェネト州) ③トレント(トレンティーノ・アルト・アディジエ州)―――が主要なものとしてよく知られる。

乾杯用に選ばれた上記ワインは、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方式によりシャルドネ100%で造られるトレントで、イーストとアーモンドの香りと味わいが特徴的。

DFPWに初登場の錦織弁護士の音頭で、フェラーリの「ペルレ・ミレジム・オールド・ヴィンテージ」で乾杯。

このワインはシャルドネ100%を瓶内二次発酵方式で造られ、イーストとアーモンド香の味わいが鮮明に感じられる。

オードブル3種

① 白身魚のカルパッチョ

② 旨味を閉じ込めたパテ・ド・カンパーニュ

③ オレンジ風味のパスタと鴨肉

これに合わせたのが、白ワイン2種と発泡ワインロゼ。

白ワイン「エトナ・ビアンコ・ネリーナ2017年」 白ワイン「ヴィスタマレ・カマルカンダ2018年」

発泡ワイン「ペルレ・ロゼ・ミレジム 2005年」
(フェラーリ社)

前者は、シチリア・エトナ火山の北斜面で造られ、土着品種のユニークなぶどうを数種類ブレンドしたもので高地産らしい酸味がカルパッチョとの相性を一味高めた。

後者は、伊ワインの帝王「ガヤ」がトスカーナ・ボルゲリ地区で造る唯一の白ワイン。ティレニア海からの涼風によるミネラル感豊かな味わいが特徴で、特にパテにはぴったりの相性。

パスタと鴨肉に合わせたのは、発泡ロゼワイン。このロゼは、土着品種のピノネロ主体に瓶内二次発酵方式にて60か月もの長期熟成を経て造られたもので、前記「ペルレ・ミレジム・オールド・ヴィンテージ」と同様@¥8,000を超える逸品である。

肉料理

赤ワイン2種に牛肉の「コトレッタ」を合わせた。仔牛の肉に衣をつけて油で揚げる伊の代表的な肉料理をコトレッタといい、ミラノ風が有名。コトレッタは、日本のカツレツやトンカツの語源ともなったといわれる。

「ヴィーナー・シュニッツエル」は、ウイーンの名物で同じく仔牛や豚の肉を揚げたものである。その昔、筆者が欧州駐在の頃、ウイーン郊外の森のレストランで赤ワインに合わせるためにシュニッツェルを注文したら何と草履のような大きなものが供されて驚いたことがある。

ミラノ風コトレッタ
(インターネットより)
赤ワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ イル・マロネート2012年」

赤ワイン「カンポ・デイ・ジーリ・アマローネ
2013年」


ブルネッロは、WA(パーカーポイント)96点の高得点をたたき出し、マーケットプライスが1万円近くもする銘品。繊細で上質なタンニンと力強い果実感が特徴だが、上質な味わいを評価しにくい強者の感じ。

アマローネは、4種の土着品種ぶどうをブレンド。ハーブの爽やかな香りがいきなり鼻を突きあげるような強いアロマが特徴。その後は、力強い果実感とタンニンの見事な調和が織りなし、ワインに素人な筆者を圧倒する味わいであった。

デザート

ペストリーシェフおすすめデザートには、モスカート100%ぶどうで造られた「パッシート」を合わせた。パッシートとは、伊語で乾燥を意味し、ぶどうを収穫後乾燥させて糖度を増して造る甘口ワインである。このワインは、酸味と甘味が最高のバランスであった。

甘口ワイン「パッシート・オーロ・ラ・スピネッタ2010年」 赤ワイン
「サペラーヴィ 2016年」

菅原さんからのプレゼント

珍しいグルジア(ジョージア)産赤ワインが提供された(写真上右)。

女性メンバーへのプレゼント

DFPWには有力な女性メンバーとして、伊東幸子さんと桐渕千鶴子さんが常時参加頂いている。日頃の感謝に報いるためにフェラーリの発泡ワインを贈呈した。

発泡ワイン「ブリュット NV フェラーリ」(左)を伊東さん(中央)と桐渕さん(右)に贈呈

次回DFPWは来る10月31日(木)、椿山荘伊レストラン「イルテアトロ」にて開催を予定している。

以上 
(文責 石井勝巳)

2019年6月30日 掲載

wineGlass 第72回ワイン同好会例会

  • 日 時:2019年6月19日(水)17:30~20:30
  • 場 所:椿山荘「ポプラルーム」
  • テーマ:「豪州/ニュージーランド(NZL)を往く」
  • メニュー/ワインリスト:こちら

 

2006年1月から開始された例会は、今回で72回を数えることになった。

今回も例会の開催場所として定着した椿山荘ポプラルームで行われた。

大きく開いたガラス戸からの新緑を過ぎた深緑の眺めも素晴らしく、余裕のあるスペースに大きな丸テーブルが配置され、宴会場のインフラとしては最高である。開宴に先立つ参加者が交流する「立ち飲み」の場としては、スペースに余裕あることが他の場所と異なり好都合である。

参加者は27名の多数に上り、とりわけ女性が6名も加わり華やかな構成となった。参加者の動員については段谷、石毛両幹事のご尽力が今回も多大なるものがあり、更に児玉および錦織両弁護士にも女性多数を動員して頂き深謝に絶えない。如何なる理由かは定かではないが、弁護士はとりわけ女性に人気があるようだ。

この度も椿山荘の洗練されたホスピタリティとコストパフォーマンスは相変わらず素晴らしいものであった。他の場所の追随を許さないものがある。今後も最重点的に利用させて頂く所存である。

(クリック⇒PDF)
AUST-NZL Wine Map
開宴を待つテーブル
抜栓して静かに出番を待つ赤ワイン ”Penfolds”

開宴前の懇談

キリッと冷やされた発泡ワイン
「ハウス・オブ・アラス2005年」
発泡ワインを片手に暫し歓談

開宴に先立って立ちながら飲む恒例の懇談の場においては、豪州産発泡ワインを椿山荘特製カナッペと共に味わった。発泡ワインは、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方式で何と84か月もの長期熟成で造られるタスマニア産の珍しい銘柄である。

今回は病気療養で長らく休会を余儀なくされたT氏が久しぶりにお元気な顔を見せてメンバーと懇親された。

また、開催日直前に男女2名のニューフェースが飛び入り参加し、いずれもワインラヴァーとして新たな交流を深めた。

宴の始まり

代表幹事挨拶とワイン説明 早川氏(元衆議院議員、元ワイン議員連盟を立上げ)

オードブル2種

「甘酸っぱい大根とズワイガニ」
白ワイン 「ヴィラ・マリア・ソーヴィニョン・ブラン2017年」

言わずと知れたニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランを代表する白ワイン「ヴィラ・マリア」は、素人にも分かるフルーツ香の強いアロマが特徴で、オードブルの大根とズワイガニとの相性が良い。

「鴨のリエットとズッキーニのムース」
白ワイン 「マックス・シャルドネ・ペンフォールズ2017年」

豪州最高峰の造り手 ”Penfolds” 社によるシャルドネ種の白ワインは、シャルドネ特有の柑橘類のアロマと熟成したオークとアーモンド香ーーなどの味わいであったが、オードブルの鴨とズッキーニととりわけよく合った。

【Penfolds概要】

1844年英国から移住したペンフォールズ博士がアデレード近郊でワイン造りを始めたのが同社の由来。

同社は現在豪州各地にワイナリーを展開、特に高級ワインメーカーとしてその名を知られる。その多くの銘柄は、ボルドーの5大シャトーも色を成すほど高級で、最高傑作の「グランジ」は、世界中のワインフアンを魅了している。

肉料理

「豪州産仔羊のロースト」 赤ワイン「クラウディ・ベイ2015年」
赤ワイン「ペンフォールズ・シラーズ2016年」

豪州産の肉類は一般的には固いという先入観があるものの、仔羊のローストは意外にも柔らかく、山椒風味のソースの味わいが絶妙であった。これに先ず合わせたのがニュージーランド産ピノ・ノワール100%の「クラウディ・ベイ」で、滑らかなタンニン味とのマリアージユが際立っていた。

取りを受けた豪州産「ペンフォールズ・シラーズ」は、豪州シラーズの特徴をよく表現されたワインである。

シラーズは豪州で最大の栽培面積を占めるぶどう品種であり、スパイシーかつタンニンが豊富で力強いコクが特徴である。仔羊のローストとのマリアージュは、力強いタンニン味が山椒風味のソースと溶け合い秀逸なものであった。

チーズ&デザート

チーズ3種盛り
デザート

3種のチーズとデザートを上記赤ワイン2種に合わせた。

ピノ・ノワールとシラーズとの相性はよく、椿山荘のチーズ・セレクションのセンスに感銘した次第である。

以下の3種は、主に赤ワインによく合うものの、既にサーヴィスされた白ワインを残して合わせるのもマリアージュのテクニックでもある。

  1. シュロップシャー・ブルー;英国中部シュロップシャー産のクリーミー味のブルーチーズ
  2. デリス・パパイア;クリームとドライパパイアをまぶした仏ブルゴーニュ産フレッシュタイプチーズ。
  3. カマンベール・ド・ノルマンディー;言わずと知れた仏ノルマンディー産白カビチーズ。甘いデザートにタンニン味の赤ワインを合わせるのも乙なものである。

この度の例会には、櫻井三紀夫さんに幹事役として種々ご尽力頂き深謝に堪えない。

次回第73回例会は、段谷俊彦さんの幹事役の下、来る9月5日(木)に同じく椿山荘「ポプラルーム」にて開催される予定である。

以上 
(文責 石井勝巳)

2019年5月31日 掲載

wineGlass プチワイン会(2019年5月)

  • 日 時:2019年5月7日(火)17:30~20:30
  • 場 所:ホテル椿山荘東京「イル・テアトロ」
  • テーマ:「伊ピエモンテワイン」
  • お品書き:メニュー
    ワインリスト

 

例会の合間にワインラヴァーを結集して行うプチワイン会は、回を重ねる毎に充実して参加者が増えてきた。

今回は椿山荘イタリア料理店「イル・テアトロ」の会場に何と13名もの多数が集まり、レイアウトが窮屈な程であった。

開宴前に立ち飲みで懇談
フランチャコルタとスプマンテを飲む
全員集合

しかもワインに熱心な女性2名が加わり、一層華やかさを増した。

とりわけ料理が好評であった。料理店からは特別割安な、しかもワインの持ち込みフリーという条件が提供され、メンバーのO氏から絶賛された。

ピエモンテ・ワイン産地」の説明図

◇ ◇ ◇

泡ものと白ワインをキンキンに冷やして 赤ワインは抜栓してデカンタージュ
フランチャコルタ・ロゼ・バローネ・ピッツイーニ 2013年
イタリアの泡ものを代表するフランチャコルタ
フォー・イングランド・スプマンテ・ ロゼ・パドゼ・コントラット 2012年
ドライロゼのスプマンテで、フランチャコルタに劣らない味わい
ランゲ・シャルドネ 2016年
果実味とフレッシュな酸味
ロエロ・アルネイス 2016年
ピエモンテ州の固有種アルネイスは、他の品種にない個性的なアーモンド香。 清涼感溢れた味わいが特徴
バルバレスコ 2015年
〈伊ワインの女王〉といわれる。落ち着いたタンニン味。 収穫から25年の熟成ポテンシアルを備え、飲み頃は2040年
バローロ・ドメニコ・クレリコ 2014年
ぶどう品種はピエモンテ州特産のネッビオーロ100%で、頑健なタンニンを有し、長期熟成により本領を発揮。 飲み頃は2040年ごろ。

以上 
(文責 石井勝巳)

2019年4月2日 掲載

wineGlass 第71回 「ワイン同好会」例会

  • 日 時:2019年3月26日(火)18:00 から 20:30
  • 参加者:28名(女性6名)
  • 場 所:銀座 オザミ デ ヴァン 本店
  • テーマ:「春のフランスワインとフランス料理」
  • ワインリスト

 


当番幹事 寺崎志野

今回のテーマに想いを寄せて (当番幹事のメッセージ)

当番幹事はフランス大好き。フランスワインの在庫数万本を有するフレンチレストラン、オザミ デ ヴァンに狙いを定めた。桜の季節に相応しい料理のメニューを想定し、シャンパンとデザートワインの間に白2種類、赤2種類で組み立てる。何か皆様の気を引き立てるようなブラインドテイステイングをと思い、「品種当てクイズ」を立案。小松店長相に相談し、それぞれが特徴ある、シャンパン、白2、赤2、デザートワインを選び、優秀者には賞品を授与する企画をまとめた。

◇ ◇ ◇

(クリック⇒拡大)
当日のラインナップ (ワインリストを参照ください 左から順番です)

 

当日の様子

銀座一丁目のレストランオザミの4階を貸し切り、くじ引きによる着席後、1番目のシャンパンをお配りする。
開会宣言に続き、DF設立メンバー・水野様のご発声で乾杯。
当番幹事から主旨、ブラインドテイステイングのルールと解答用紙 (右:クリックPDF)の説明。
代表幹事石井様から「DFWC71回目、平成最後の会です」とご挨拶。

初めの料理:蟹とホタテのタルタルに、2番目の白ワインを合わせる。ロワールのホワイトアスパラには勿論、3番目の白ワイン。ここで、白2本の品種にクエスチョンマーク漂う雰囲気濃厚。次の料理は桜鯛一皿、ここから赤ワイン登場。メインディッシュのフランスシストロン産子羊もも肉ローストに合わせて、しっかりした赤ワイン。クイズタイム終了、デザートタイムに入り、ここで幹事より正解発表、ワインリストが配布される。

正答数:

2番目(アルザスのリースリング)
3番目(ロワールのソーヴィニヨンブラン)
4番目(ブルゴーニュのピノノワール)
5番目(ボルドーのカベルネ)
 4人
 3人
15人
19人

赤ワインの正答率は高かったけれど、白ワインは迷いが大きかったようです。
4点満点で 3点の方6名、1人はジャンケン負けにして、5名にフランス直輸入のバゲットを授与。
ボルドー地方のデザートワインと、フランス産チーズと果物のコンポート、コーヒーで終了。
フランスワインを代表する産地の代表的な品種を飲み、空瓶の数は27本!
春のうららの夕べ、お料理とワインを元気よく、お楽しみ頂きました。
幹事の不手際で、会場風景や料理の写真撮影をミスしました。お詫び申し上げます。

◇ ◇ ◇

次回 第72回、6月下旬 開催予定。

以上 
(文責:寺崎志野)