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能面

能・狂言同好会

世話役 高木健次
(2018年版)

info_釣り同好会
矢印

2018年6月29日 更新

目 次

掲載日付 タイトル 実施日付
6月29日 能楽鑑賞教室の催しを鑑賞(第11回) 6月22日(金)

能楽鑑賞教室の催しを鑑賞(第11回)

好天の6月22日(金)、同好会のメンバー7名が国立能楽堂の能楽鑑賞教室で「能・狂言」を鑑賞しました。この催しは、首都圏の中高生を対象とした日本の伝統芸能の一端に触れる催しです。グローバルな現代の教養講座です。今回は都内の4校の女子高生で満席の会場は熱気に包まれていました。

最初に狂言師が能狂言の歴史や伝統文化とのかかわり解説し、舞台に女子高生を招いて、所作を体験です。会場の同級生からは大喝采。演目はわかり易い筋書きの狂言「清水」と能「葵上」でした。いずれも現代のわれわれの人間関係にも通じるもので、上司の命令をいかにサボるか、部下が一計を案じるがバレて、言い訳をする狂言と、能は、光源氏の前の恋人六条御息所の生霊が、正妻の葵上を呪う嫉妬の物語。


写真 上:女学生の狂言所作体験 中左:千駄ヶ谷の富士講登山 
中右:新国立競技場建設現場 下:将棋会館見学(クリック⇒拡大可)

鑑賞後は、境内に江戸七富士の「千駄ヶ谷の富士塚」や「将棋堂」がある鳩森八幡神社に立ち寄り、次いで将棋会館を見学しました。偶然にもこの日、藤井聡太七段が将棋王座戦トーナメントで深浦九段に勝って、インタビューを受けているところに出くわしました。昨年の今頃は、連戦連勝、28連勝に挑んでいる中学生棋士藤井聡太四段(14歳)でした。

国立競技場の建設現場は、壮観の一語に尽きます。2年前には更地の状況を見学しました。外苑地区にまた新たな象徴ができつつあります。そもそも明治神宮と外苑は近代日本を象徴する計画された都市空間です。明治の先人が伝統を重んじつつ西洋的近代知も取り入れ、「神聖、森厳」な明治神宮と欅並木で知られる表参道、神宮球場ほかスポーツ施設が並び立つ外苑を一体として構想し作ってきました。先人とは、渋沢栄一、本多静六、本郷高徳、上原敬二、折下吉延、寺崎武男らです。林学、造園、都市計画、建築、美術を横断する近代日本の学術成果でもあります。新国立競技場はこの延長線上にあるのですね。

懇親会ではさっそく鑑賞教室で学んだ成果を実践。狂言の酒の注ぎ方、飲み方の所作と擬音語を発して愉快に杯を交わしました。


当日参加のメンバー

DF能狂言同好会の原点は、観光立国研究会において、来日観光客を対象としたコンテンツとして、 「能狂言」を新たな体験型文化観光の市場創造に取り組もうとして、平成27年に発足しました。  広く会員に開かれた集まりで、観光立国研究会と連携して、 年数回の鑑賞会を企画しています。


以上  
(写真:小林慎一郎 文:小林慎一郎、高木健次)