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一般社団法人 ディレクトフォース

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2017年4月11日

見出し活躍するDF会員

見出し 活躍するDF会員(2016年版)

*自薦、他薦は問いません。近くで活躍されているDF会員をご紹介下さい。

最終更新日: 2017年4月11日

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目 次

(敬称略 / 記事の掲載順)

会員名 掲載日付 タイトル
相澤安輝2016年12月8日 「孫や若者と語るのを整える懇談会」
中田邦臣 2016年11月3日 中田邦臣さんが2冊の著書を上梓しました
邊見敏江 2016年7月1日 邊見敏江さんが故郷の母校で記念講演を行なわれました
常信伊佐夫 2016年5月18日 常信伊佐夫さんが78歳の挑戦〜 “入国管理局申請取次行政書士”
今井 祐 2016年4月24日 今井 祐さんが3年連続で著書を上梓されました
清水 優 2016年1月9日 清水優さんが著書を上梓しました

2016年12月8日

「孫や若者と語るのを整える懇談会」

ーー 初の若者との交流会を開催 ーー

DF会員の相澤安輝さんから、「孫や若者と語るのを整える懇談会」の報告記事が寄せられました。この懇談会は、18歳選挙権がスタートをしたことを機に「シニアの知見を若者たちの的確な判断力養成に役立たせる」ことを目指して、会員の相澤安輝さんが提唱者&進行係となって呼びかけて実現したものです(下は相澤安輝さんが呼びかけた時のリーフレットの表紙)。

以下は、相澤さんから寄せられた記事です。

◇ ◇ ◇

11月15日(火)「孫や若者と語るのを整える懇談会」と題して、初の若者との交流会を開催しました。ディレクトフォースからは会員有志5名と招待された若者4名(高校の同級生で大学4年生3名、社会人1名)が参加して、3時間に亘り有意義な対話がなされました。

この懇談会は、18歳選挙権がスタートをしたことを機に「シニアの知見を若者たちの的確な判断力養成に役立たせる」ことを目指して、DF有志(篠原壽一 高田弘治 藤井篤 保坂洋 米永栄一郎 のみなさんと相澤安輝)が1年間に亘り議論を重ね、〈『見える現実&見えない現実』を掴む〉〈『落ち着いて考える時間』を持つ〉〈『考えることで自分の哲学』を持つに至る〉の3つを目標に設定し、その第1弾として実現したものです。

懇談の話題は、昨今の社会問題である「日本のVISION・あり方」「国際間の摩擦・戦争」「政治に対するイメージ」「多発する犯罪に思うこと」「就労観」などのほか、「大谷選手の活躍をどう思うか」「乙武氏の事件をどう思うか」「社内いじめでやめたいことがあったか」「褒められて育ったか」など、身近な話題にも及び、始めはお互いに硬い表情でしたが、会話が進むにつれて打ち解けて、最後にははじけるような笑顔になって、お互いに本音を語ることが出来ました。

懇談会のあとには全員参加で懇親を深め、若者たちと我々シルバーが相互に啓発され、「世界の憧憬を集める日本人の感性」で考え、「自負する哲学を持つ習慣」を自然な形で共有する素地ができたと感じました。

今後「真剣な若者達の敏感な感覚」と懇談することにより、相互に価値観を共有することがDFの社会的存在価値を高めることになると信じ、更に一緒に活動する同志を募っています。

(クリック⇒拡大)

以上 

(相澤安輝)

関連情報(提唱者 相澤さんのメッセージ)

中田邦臣さんが2冊の著書を上梓しました

DF会員(技術部会メンバー)で「NPO法人 リスクセンス研究会」の副理事長を務められている中田邦臣さんが、この度「産業安全活動 2つの源流」と「組織と個人のリスクセンスを鍛える」の2冊の著書を仲間と上梓されました 。

以下は、中田さんから寄せられた紹介文です。

◇ ◇ ◇

著者

技術部会の支援を受けてリスクへのセンスを向上させることにより、事故や不祥事を予兆の段階で防ぐ研究を行っているNPOリスクセンス研究会が最近、研究成果を世に問うているので紹介させて頂きます。

1冊は「産業安全活動二つの源流」(化学工業日報社、9月出版)で、今年が我が国で安全第一活動が始まって100年目であることに因んで開催されたシンポジウム「これからの産業安全活動を考える」(9月9日、川崎市産業振興会館)で発表した内容を纏めたもの。1912年頃、アメリカで産声をあげたスローガン「SafetyFirst」を安全専一と訳して展開した足尾銅山での安全専一活動と安全第一と訳し官産で安全第一協会(会頭内田嘉吉(当時逓信省次官))を設立し、スタートした安全活動の調査研究を基に、現在、求められているリスクとの共生社会に於ける Safety First 活動の進め方を提案しています。1915年1月に足尾銅山で全員に配布された保安心得書「安全専一」と1917年に内田が著わした安全啓発書「安全第一」の現代語訳が付いています。これら原点の資料と研究会の提案から、絶対安全は存在しないこれからの安全活動の姿を知ることができます。

もう1冊は、「組織と個人のリスクセンスを鍛える」(化学工業日報社、4月出版)で、昨年1月に出版した「リスクセンスで磨く異常感知力」(化学工業日報社)の姉妹編。

これらの3冊は、DFの寄贈図書棚に保管されています。リスクへのセンスの向上活動を通じ、組織の目的を効率よく達成するリスクマネジメント法の研究成果です。お時間の許す時に覗いてくださいますようお願いいたします。

(DF会員中田邦臣、リスクセンス研究会副理事長)

◇ ◇ ◇

  • (詳しくはこちらをクリックしてください)
    画像
    書 名:【産業安全活動 二つの源流】
    『Think Safety First again』-100年の時空(とき)を超えて-
  • 著 者:特定非営利活動法人 リスクセンス研究会/編著
  • 出版社:化学工業日報社
  • 発行日:2016年9月5日発行 A5判 260頁、 
  • 定価:本体 1,800円+税(送料別)

【主な内容】

●日本のSafety First の夜明け ●「安全第一」活動から学ぶ ●「安全専一」活動から学ぶ ●これからのSafety First 活動への提案

◇ ◇ ◇

  • (詳しくはこちらをクリックしてください)
    画像
    書 名:【組織と個人のリスクセンスを鍛える】
    リスクセンス検定®テキスト
  • 著 者:特定非営利活動法人 リスクセンス研究会/編著
  • 出版社:化学工業日報社
  • 定価:本体1,800円+税(送料別)
  • 2016年4月19日発売 A5判240頁

【主な内容】

●リスクに強い組織に向けて ●リスクセンスで組織事故を防ぐ ●リスクセンスを身に付ける(Learning) ●リスクセンスを保つ(Capacity)

以上

邊見敏江さんが故郷の母校で記念講演を行なわれました

著者会員の邊見敏江さんが、母校「新潟県立長岡商業高等学校」の創立記念日(4月29日)に、在校生を含む800名の参加者を前にして、記念講演を行われました。

以下は、邊見さんから寄せられた記念講演の様子です。当日使用されたスライド(PDF版)と併せご覧ください。

◇ ◇ ◇

母校「新潟県立長岡商業高等学校」の創立は明治43年である。本年(2016)4月29日の創立記念に合わせ記念講演を行ってきた。長岡は戊辰戦争以来、幾度となく戦火や自然災害に見舞われながらも都度克服、発展してきた。そこには常に「常在戦場」を心掛け「士魂商才」に徹した長岡人の存在がある。今日までに排出した2万2千余名の卒業生は、長岡市の期待に応えるとともに、政財界や教育・文化・スポーツ等の各界において活躍している。

小林虎三郎の米百俵の精神を掲げ、教育による町の復興を図った。人材を育成して町の復興を図ろうとする小林虎三郎の英断は、画期的な出来事であった。この「人づくり」の精神は今も脈々と伝承されている。

講演当日は全校生720名、教職員50名、同窓会長、OBなど800名近い参加であった。

依頼された講演内容は、1)現在の様子(仕事について、活躍の様子)、2)これまでのキャリア、3)高校生に伝えたいこと(高校生として取り組んで欲しいこと、社会に出るにあたっての心構え)4)邊見の高校生活の様子、進路決定までの経緯、5)ビジネスマナー(社会人として、仕事をするにあたって)であった。

私の演題は、「人間であること…『よく』生きましょう。我々は仲間 "We must Live, We are the world"」とした。強調点は、意識のない、植物的な「生きている」のではなく、人間的な生き方、「生きてゆく」ことでした。しかも、本能的、情動行動、生まれながらにして備わっている心、学習しなくとも身につく本能的行動と情動行動=「たくましく」生きて行き生き方でない。変化する外部環境に適切に対処してゆく生き方「うまく」生きてゆくのではない。「よく」生きてゆく。未来に目標を設定し、価値を追求し、その実現を図ろうとする創造的行為、人間的存在者として「よく」生きていって欲しいことである。

そのために「好きなこと、できること」「強みを知り、強みを磨き、活かすこと」「社会のためになすべきことを見つけ出すように」などを求めた。

なお、私が卒業した1960年は、6クラス312名、うち女性は31名、進学者も少なかった。昨年度は235名の卒業生、うち女性は170名、進学は170名を数え、進学校に変化していることがわかった。

最後に忘れ得ぬ当時の校歌を記したい。長岡人の精神、魂の一端を嗅ぎ取っていただけたら幸甚である。

煤煙舞よい吹雪ちる 兜城々下のただ中に 時は明治の四十三 商神天降り宮造る

北にそびゆる弥彦山 西に流れる信濃川 山はゆるがぬ士魂にて 水は淀まぬ商才ぞ

商機戦略異なれど 勇む心ぞ分ちなき 謙信蒼龍それ以来 北越男子の意気高し

忠孝信愛身を守り 学びの業をいそしみて 富国の大任にないつつ やがて盡さむ世の為に

(作詞:元校長 大山 登 作曲:元教諭 野津 雲越)

以上

常信伊佐夫さんが78歳の挑戦〜
“入国管理局申請取次行政書士”

著者会員の常信伊佐夫さんが、このたび入国管理局申請取次業務に特化した事務所を開所されました。常信さんは75歳で行政書士試験に合格し、相続問題をテーマに取り組んでいましたが、新たに申請取次行政書士の登録を受け4月から新しい分野へのチャレンジを始められました。

何歳になっても好奇心を持って新しいことに挑戦することがアンチエージングにつながるというのがご自分の信条です。

その一環として、自らのウエブサイトを設計、立ち上げています。業務の内容その他詳細については下記をクリックしてご覧ください。

行政書士ビザサポートセンター

*入国管理局申請取次業務とは

日本に在留する外国人は、上陸時に入国管理局で認められた在留資格とその期間の範囲内でのみ活動することができます。在留中に資格変更や在留期間を延長する必要が生じたときには、自ら入国管理局に出向き許可申請するよう法律で定められています。これは時間と手間がかかり、外国人にとっては負担になることです。

そこで法律は入国管理局の登録を受けた行政書士が外国人のためにこれら申請業務を代行することを認めています。

これが入国管理局申請取次行政書士の制度です。

今井祐さんが、3年連続で著書を上梓されました

著者元富士写真フィルム(株)副社長で、現在、日本経営倫理学会常任理事兼ガバナンス研究部会長をされている今井さんが、「東芝事件と『守りのガバナンス』」を上梓しました。

東芝事件は、失敗を繰り返さない企業防止の仕組みづくりの必要性と、「見抜けなかった」では済まされない監査役・公認会計士等に警鐘を鳴らすと共に、企業統治における「守りのガバナンス」(必要条件)と「攻めのガバナンス」(十分条件)は車の両輪であることを忘れてはならないと強調しております。本書で今井さんは、ミッション・ビジョンの浸透が重要などの具体的な提言をしております。

  • (クリック⇒拡大)
    書 名:東芝事件と「守りのガバナンス」
  • 著 者:今井 祐
  • 出版社:文眞堂
  • 発行日:2016年4月20日
  • 定 価:本体2,800円+税

【主な内容】

  • 東芝不適切会計処理事件とその原因
  • 東芝第三者委員会による再発防止策提言と会社の措置
  • 監査委員会機能と内部統制
  • 持続的成長のためのミッション・ビジョンのタテの展開による価値観の共有化・制度化
  • ミッション・ビジョンのヨコの展開による企業価値の向上
  • 多重統治体制の廃止について

【目次などはこちら↓から(文真堂)】

www.bunshin-do.co.jp/catalogue/book4903_NS02.html

清水 優 さんが著書を上梓しました

著者日本は我々の時代に廃墟の中から躍進して、世界第3の経済大国になりましたが、発展を牽引して来た重厚長大産業が次々と衰退に向かい、日本の将来が非常に危惧されます。76歳まで53年間(当時としての)新規事業(石油化学とバイオ研究試薬販売)ばかり担当して来た豊富な経験・実績を若い世代にお伝えして、日本の再興に役立てて頂きたいと、余生の志を立て退職しました。無名のため、20回弱の講演をした程度でしたが、今回経験談の各節に若い世代向けの教訓を付けた自伝を書き上げました。1月13日に発刊され、全国の主な紀伊国屋書店の平場にも置いて頂ける予定です。上記の如く若者向けですので、功成り名遂げた高齢の皆々様には無用の長物ですが、ご子息、お孫さんにはお役に立てるのではないか、と思っております。

「帯」

顧客優先、在庫削減、ホウレンソウ等の慣例、鉄則を度外視して、すべてを成功に導いた鈍才、異端児の悪戦苦闘物語 逆転の発想による事業成功の秘訣
「表紙の裏」

小学校で一学期の級長もした事のない、東大へは入ったが、一年の一学期で不可を二つも取り留年、入社後三年目製油所へ転勤したところ、"東大まで出ているのに"と噂された男が入社後八年目から関わった七件の多彩な業務で、何故すべて成功出来たのか?
「裏表紙の裏」

世のサラリーマンは少しでも自分の評価を挙げ、ボーナスを増やし、昇進、出世する事に心を砕きます。私は出世を度外視して、自分のやりたい仕事に専心し、自分の評価を下げる危険があっても、常に"会社にとってベストの道"を探索し、判断し、実行しました。自分の評価を下げても会社に取ってベストの方策を取るのですから、結果が成功に近づくのは当然の事で、頭がよい、経験がある等とは一切関係ありません。余り出世はしませんでしたが、"サラリーマンとしてやるべき事はすべてやった"と言う満足感でいっぱいです。この書はこれからの低成長時代に個人の生き方を示唆するものです。

出世街道を驀進したエリートの皆様とは異なり、開けっぴろげの告白です。

 

腹蔵なく語り合った後 満足げな表情で写真に収まった皆さん
程よい緊張感で意見交換がスタート
ミーティングの最初 やや硬い表情で自己紹介がスタート
懇談会後 新装開店日の京橋モルチェで行われた懇親会で 全員和気藹々の様子で話が弾んだ
時間と共にすっかり打ち解けて ざっくばらんな意見交換が行われた