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一般社団法人 ディレクトフォース

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2020/09/16(No.325)

『DF昔ばなし』

 

水野 勝

水野 勝

兎角、歴史というものは、語り手にとって都合よく仕立て上げられるといわれる。

人気番組「笑点」で『18歳と81歳の違い』が出題され、爾来アレコレの名回答が試みられている。今年は、DF創立から18年目、斯く申す筆者は81歳。そこで名答を考えてみたが浅学で非才の頭では出て来ない。
“自分探しの旅をしているのが18歳、出かけたままわからなくなって、皆が探しているのが81歳” ‥‥ これではオチない。

さて、この度、新執行部が発足した。ご活躍に期待すると共に、真瀬さん以下の旧執行部の皆さんの労には厚く御礼申し上げたい。

振り返れば、そう長くもないDFの歴史も、代表理事とDFの発展段階で仕切ると、今回の新しい運営陣には第5章を担って頂くことになる。但し、第1章の前に序章を設けたい。
斯く言う筆者は、序章と第1章を担ったことになるが、序章は、手探りスタートで1年半でズッコケてしまった。この序章で学んだことは、中途半端な経営姿勢では組織は維持できないという現実だった。それまで運営に口を挟んできた人々も、徐々に退いていった。仮にも組織体として、稼いだ上で、自立するのは、言うべくしてそうたやすくはない。第1章では、その後に続く経営形態と活動内容が、ほぼ出来上がり、経営は軌道に乗った。その第1章のスタート時点が、下記の世話人会である。

◇ ◇ ◇

2004年3月18日の世話人会(2~3ヶ月に1度開催)への代表としての報告と提案は、次のように述べている。

『【任意加入】の【会員】を活用して【利益】を生み出し【ビジネスに仕立て上げる】ことの難しさ。初年度・2年度は、先ず会員の個性・能力・経験が果たして売りものになるのか否かの打診で始まった。人材としての【価値の付け方】が難しくボランティア色が前面に出たり、マーケット志向がベースにあったりで、正当な価値を付けられたか疑問なしとしない。また、加齢による価値逓減があり得るので、より若い会員の加入に努める必要がある』

《立ち!上げたばかりで早くも若い会員を求める。いつの世も変わらない。また価値逓減は、えてして本人は自覚できない場合が多い》

さらに 、

『企業エグゼクティブOBとしての鋭い経済感覚と共に、根底に何がしかの強要されない、そして美化されない奉仕の精神が不可欠である』

《お金と権限ではどうにも動かない場合がある。Something Else が必要》

また、当時会員は入会金2,000円だけ負担。年会費はナシであった。

『年会費徴収の是否について、アンケートによる会員の意見は ”徴収すべし”(回答者の70%)が大勢を占めた。しかし、逆提案になるが、このような会員の積極的なご意向があればあるほど、その志をしっかりと受けとめ「賛助金」(または運営協力金)という形で申し受けたいが如何なものか?』‥‥ と。

《代表理事の青2才的逆提案は承認。そこまで言うなら、やってみい!》

◇ ◇ ◇

私立探偵フィリップ・マーロウ
古典映画『三つ数えろ』で
フィリップ・マーロウ役の
ハンフリー・ボガード

この頃、粋がって使わせてもらったのは、エド・マクベインの小説に出てくる私立探偵フィリップ・マーロウの漏らすセリフだった。

強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない(wouldn’t deserve to be alive)

そう言えば、アカデミーチームで、講義に出かける時の申し合わせに、以下3点の励行の申し合わせもあった。

  1. 横文字を極力使わぬこと(喋り手にとって結構これは窮屈なのだが)
  2. 聴き手のレベルで話せ(産業人の technical term を乱用せぬこと)
  3. ケーススタディに徹せよ(つい職場の延長でしゃべると学生は寝てしまうか、他のことをやりだす。具体的に、具体的に)

アカデミーチームは、合田(隆年)リーダーの下、序章では120コマ程度の講義数が、第1章では、450コマへと飛躍的に伸びた。また『模擬取締役会』なるユニークな企画も実現した。某大学で、また名古屋まで出張して。脚本家合田リーダー面目躍如。

コンサルチームは、予算を倍以上のレベルに引き上げたら、初めは渋顔だったけど、結果は楽々超過達成。河村(肇)リーダーは、8面6臂に行動を展開。収益貢献度でトップ。ある人事ソフトを200社位に売り込めたっけ。

サーチチームは、もともと難しい仕事だけれど、プロのハンターをアドバイザーに招き入れ、アドバイスを得て、仕事の奥が深くなり、収益にも貢献した。顧客との関係づくり、人材の発掘がキー。信頼関係を築くと次々と商材が膨らんでいった。坪井(荘一郎)さんの人脈の広いこと!

合田(隆年)
合田隆年さん
河村(肇)
河村肇さん
坪井(荘一郎)
坪井荘一郎さん

それにしても会員、事務局員、顧客とは、よく飲みました。

ある時、談論風発、大いに盛り上がったのは良かったが、内の2人が揃って入れ歯を失った。何かの拍子に転倒したか ‥‥ ? 警察に紛失届を提出したところ、無事出てきて事なきを得たのは良かったが、どうやって本人の物と検証したのかを想像すると、まことに可笑しかった。豪傑2人の名はマル秘。

9月1日、DF代議員総会で、段谷芳彦氏が第5代代表理事に就任された旨、お聞きしました。おめでとうございます!と同時に、ご苦労さまです!

事務局も生れ変わると思いますが、お互い歳に不足はないゆえ、火を噴くような活動は無理でも、会員を Happy に出来るような活動の原点を見せて下さることを祈ります。

さて、冒頭の『18歳と81歳の違い』だが、

新しいことを目指す18歳、新しいことに疲れている81歳‥‥ オチも中途半端!

お後がよろしいようで‥‥。 エンドマーク

みずのまさる(888) 初代ディレクトフォース代表理事
元丸紅

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