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一般社団法人 ディレクトフォース

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e-Column 2021年版

DFメンバーズサロン「E-Column」は、猛威をふるっているコロナに纏わる話題や四方山話のコラムです。
このコラムで使っているキャラクターの「アマビヱ」は、日本に伝わる半人半魚の妖怪。光輝く姿で海中から現れ、この先6年間の豊作を予言するとともに、「病気が流行することがあれば、私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と告げたとされています。今や厚労省も「#アマビエ」をモチーフに啓発活動を行っています。「E-Column」は「アマビヱの絵」の代わりに、会員の皆さんからの投稿を掲載し、コロナ禍の1日も早い終息を願っています。
もう一つのキャラクター、左右の「カエル」は、お互いに声掛け合って励まし合う鳥獣戯画。1日も早く元の生活に「カエル」られるよう、頑張ってまいりましょう。

コロナ対応の工夫」「日頃の想い」などなど、500字以内(厳守)でメールにてお寄せください〈sannou@directforce.org〉。掲載は随時。ご投稿をお待ちしています。

(敬称略 拡大アイコンはクリック拡大可)

目 次(2021年版)
2020年版はこちら

2021/1/22(No.125)

緊急事態宣言に応えて

小林慎一郎(1017)

小林慎一郎アイコン

緊急事態宣言を受けて自宅に籠ると、どうしても時間にルーズになる。これはボケの始まりである。そこで、江戸っ子よろしく、日の出、日の入りの時間に合わせて、日々、規則正しく過ごすことを心掛けている。その成果で、タイミングよく自宅から夕日のダイヤモンド富士の写真を撮影できたので、前回、〈E-コラムNo.116〉に投稿した。今回は明け六つに起きて、スカイツリーから昇る日の出をとらえたので紹介します。

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小林家の「朝日と東京スカイツリー」 一直線に見えるのは冬の日のわずかな時間
日を追うにつれ変化します(撮影日 左から:2021年1月14日、20日、21日)

ところで、コロナ禍のもと、大学ではオンデマンドの講義が続いている。新しい生活様式の一つとして、ITを駆使したリモート学習は評価できる面も多々あるが、朝の登校時間に拘束されず、いつでも受講できるのは良し悪しである。学生が社会に出た時のために、時間通り生活する習慣をつけることは重要な素養となる。「ものつくり」の産業界では、全員が時間に揃わなければ、生産は進まない。今の社会環境で若者がボケないことを望むばかりである。(リモート交流推進室 403字)

2021/1/20(No.124)

トランプ大統領が
  ホワイトハウスを去るに当たって考えた事

濱名 均(734)

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アメリカファースト」を最初に叫び実行に移したのは、第2次世界大戦への参戦に反対した飛行機野郎チャールズ・リンドバーグである。「我々はもう母国アメリカへ帰ろう」という思想・考え方である。欧州戦線への不参戦を説いていた。巷に日本で翻訳され流布された「アメリカ第一主義」などという、薄っぺらな考え方・思想ではない。

私は自民党の某大物代議士を介して九段下のホテルグランドパレスの個室で、当時環境大臣であった小池百合子氏に個人的に会っている。とても慎重な人という印象を持った。その後小池さんは「都民ファースト」というキャッチフレーズを作り出した言葉のマジシャンでもある。「アメリカファーストの思想」を50%ぐらいは理解しているかもしれないと期待している。他方トランプ大統領はほぼ100%リンドバーグの思想を理解して使った言葉であろう

チャールズ・リンドバーグ トランプ大統領 ジョー・バイデン

アメリカ軍によるイランへの攻撃命令を10分前に停止させた大統領がそこにあった(2019年6月21日)。これからのジョー・バイデン政権にも戦争回避ができるトランプ氏のような強力なリーダーが存在して欲しい。トランプ大統領はやはり「腐っても鯛」であると思う。

(489字 ガバナンス部会)
註:バイデン氏の大統領就任式は2021年1月20日(日本時間1月21日未明)です

2021/1/15(No.123)

日本人は数えすぎ?

近藤 勝重(115)

近藤勝重

今、コロナのおかげで毎日数字漬けになっている。東京の、日本の、世界各国の感染者や死者の数のニュースだ。グラフも日常になってきた。
日本では、1年の季節を数える言葉が多い。88夜、210日、お月さまの満ち欠け、24節季など豊富だ。この豊富さが日本人の情緒を豊かにしている。
また、日本人は年齢の数え方も多い。干支で、厄年の廻りで、節目の年齢の呼び方も還暦・古希・喜寿・傘寿など多彩なものがあり、生き方まで影響を受ける。加えて、後期高齢者などの行政による社会福祉用語が重なる。年を重ねるほど定義ががんじがらめになる。諸外国では年齢不問、生涯雇用であり年齢が日本ほど問われないと聞く。哲学者岸見一郎は「数えない生き方」を説く。精神分析学者フロムの言う「無時間性」で今ここを永遠に生きよと、「数えるのをやめた時、人生は変わる」と。
難しい話を引用したが、私など凡人はその境地には程遠い。DFにおいても年齢は個人マターとは言え、高齢者には「100歳人生」をテーマにして会員生活を豊かに継続していただくことは最大の使命ととらえている。大事なのは、最終コーナーを回り始める人生のラストスパートのこれからなのだ。

(理事 事務局 彩遊会 489字 
写真は正月の伊豆下田 石廊崎灯台:暗闇に進路を照らす期待を込めて/撮影:筆者

2021/1/13(No.122)

電子書籍翻訳出版体験記

佐藤 眞樹(566)

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1963年に東京・NY姉妹都市交換派遣大学生としてNY大学に留学していた時に知り合った Alexander DeAngelis氏 が昨年、小説「Rick and Rocco」をアメリカで出版、日本でも出版したいと翻訳を依頼して来ました。
彼自身も後に、同じプログラムで国際キリスト教大学(ICU)に留学し、国務省の文化科学交流担当として日本や、中国に駐在しました。

その彼から依頼を受け昨年12月末にKindle版の電子書籍として「リックとロッコの世界大冒険」を出版することが出来ました。

真っ黒な牡馬リックと農園にやって来たシシリアン・ミニチュア・ドンキーのロッコが世話をしてくれている少女ジュリーとその家族とロッコの故郷のイタリアやリックの故郷アイルランドを訪ねたり、国務省の文化交流事業で日本や中国を訪れる冒険物語です。


翻訳出版したKindle版


原作の「Rick and Rocco」日本国編

児童向け小説ですが、大人が読んでも成程と感じるものが随所にちりばめられていると思います。僕はアイルランドでのウィーピープル(小人)の物語が特に好きです。日本では地獄谷でスノーモンキーと一緒に温泉に浸かったり、禅寺で座禅を組んだりもします。是非、お読み頂ければ幸甚です。

(497字 スキューバ同好会世話役 
こちらの「活躍するDF会員」に詳しい内容が掲載されています)

2021/1/10(No.121)

シャープ”名門企業崩壊”への2つの視点

濱名 均(734)

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かつてシャープ液晶テレビ20~26インチを最初に店頭で見かけた記憶がある。価格は20万円少し、長らくこの価格で売れないけどディスプレイされていた。開発コストがオンされている値段だと直感していた。そこにある日突然、7万円・5万円のサムスン電子の同インチ液晶テレビが登場した。液晶テレビが急速に普及したのはこの時からである。つまりサムスンが市場を開拓・拡大したのである。シャープは明らかに市場開拓・浸透能力ではリーダーたり得なかったのです。しかし経営陣は技術がトップなので「トップは俺っち」と勘違いした。そして技術上がりの経営トップ層は「世界の亀山モデル」へと巨艦体制を敷いていった。これが総合力を要する経営に於いて韓国サムスンに敗北を喫する直接の要因となった。「マーケットで売れていくら」、この視点を直視・理解しなかった経営陣としての稚拙なる敗北であった。


コトラーの競争地位4類型


船頭多くして船山に登る

2つ目の視点は政府系ファンドの産業革新機構対台湾の鴻海精密工業とのシャープ争奪戦である。前者は明らかに「船頭多くして船山に登る」の諺を地で行った感じである。鴻海は郭台銘ただ一人のリーダーであった。戦いの勝敗は戦略以前に決していたのである。

(496字 ガバナンス部会)

2020/12/30(No.120)

政治家の言葉への怒り

近藤 勝重(115)

近藤勝重

最近のコロナなどをめぐる言葉の使い方には憤りさえ覚える。国民にはかなりフラストレーションが溜まっているのではないか。

「我慢の3週間」「勝負の3週間」などの言葉、結果はどうか、国民は負けた、コロナに負けたのではない、政治家に負けたのだと言いたい。「公助」が求められている時期に、信じられないことに「自助・共助」と言う。

「Withコロナ」「ニューノーマル」という言葉が当たり前になった時期から、第2波に入り、第3波へと広がった。「コロナと共に」と言い出した時から我々は緊張感を失くしてしまった。通常の生活の中で対処していけると錯覚してしまった。

もう一つの気になる言葉が「お詫び申し上げたい」だ。不祥事や失政時に国民がいつも聞かされる言葉だ。なんだか偉そうに、上から目線の言葉になっている。

本来ならこの言葉の後で、深々とお辞儀をして「申し訳ありませんでした」「済みませんでした」と謝るべきなのだ。

コロナ対応への国民の協力を求める記者会見でも、前の首相は胸を張って演説をしていたし、今の首相は下を向いて紙を見ながらぼそぼそと話す。

いったいどうなっているのか、いまだに怒りがおさまらない。

(理事 事務局 彩遊会 489字 写真は東大寺大仏殿の脇侍像/撮影:筆者

2020/12/20(No.119)

かんぽ不正販売と
 「俺っちにもできる思想」を考える

濱名 均(734)

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渋沢栄一の現代語訳「論語と算盤」のP203に、「そのため学生は自分の才能の有無や、適不適もわきまえずに、『あいつも俺も、同じ人間じゃないか。あいつと同じ教育を受けた以上、あいつがやれることぐらい俺にもできるさ』という自負心をもって‥‥ 」というくだりがある。これを小生は「俺っちにもできる思想」と命名し、令和2年のガバナンス部会の小研究会で紹介した。グループでの議論が燃え上がったのを覚えている。

民営化された日本郵政グループのかんぽ生命保険の経営陣は、まさにこの轍を踏んだのである。民間の生命保険会社にできることぐらい、天下の官僚たる郵政グループにできないわけがないという気負いだったのだろうか。民間企業が長年かけて築き上げた「不正防止販売」のノウハウなど何も学ぼうとはしなかったと思われる。今回明るみに出た不正販売問題で、「懲戒処分」という官僚的発想の対応が新聞紙上を賑わせている。こんな後手後手の対応で茶を濁すことは笑止千万である。何ゆえに事前に民間経営の情報収集や研究を重ねなかったのか?

我々はこの事件を「他山の石」としたいものである。

(471字 ガバナンス部会)

2020/12/19(No.118)

ギソンセメントHCM支店
   開設20周年記念パーティー

平井 隆一(1022)

私が10数年勤務したベトナムで、最近嬉しいニュースがありました。ベトナム南部のブンタオにおいて、ギソンセメントホーチミン支店開設20周年記念パーティーを開くので、初代支店長の私にビデオメッセージを送ってくれ、という依頼が現支店長からありました。
本来なら、中部と南部の販売店50社がこぞって来日し、歴代支店長を招待して大宴会をやろう、ということでしたが、コロナの影響で叶わず止む無く地元で開催することになったそうです。

ビデオメッセージが上映された会場の様子(左)と、支店の皆さん(ビデオは拡大可)

ベトナムは北から南まで1,650㎞と細長い国で、そのうちホーチミン支店はダナンからメコンデルタのカマウ省までの中部と南部の広範な地域をカバーしています。
早速ビデオメッセージを撮って送ったところ、12月5日に開催されたパーティーで、冒頭に披露されたそうです。20年間、お客様とともに頑張って来れたのも、私に続く支店長が支えてくれたと感謝の念で一杯です。

(副代表 384字 関連記事:メンバーズ・エッセー

2020/12/17(No.117)

私の健康法―ファイブワンズ

平尾 光司(1190)

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ファイブワンズは〈11111〉で還暦を過ぎてから心がけている健康法である。まず1万は一日のウォーキングの目標歩数である。正しい姿勢で大股で歩く。負荷をかけるために緩い坂道も散歩コースに組み入れる。1千は一日に1千の文字の文章を書く。日記、手紙、メール、エッセー等文章を日本語でも英語でもよい。百は一日に腹式呼吸を100回する。3秒で深く息を吸い、10秒かけてゆっくりと吐く。十は一日に10人の人と会って会話をする。コロナで外出自粛になり10人はリアルで会うのは難しくなったのでオンライン会議で会う人もカウントすることにしている。最後の一は一日1回大笑いすることである。「一笑一若」一回大笑いすると寿命が一年延びるという。これが一番難しい。大笑いするような面白いことが無かった日はベッドで志ん生、文楽などお気に入りの落語家のCDを聴いて大声で笑って寝入る。

ウォーキング

腹式呼吸

一笑一若

この5つのメニューに加えてニューバージョンとして近所の神社境内の朝のラジオ体操の会に参加と夜の就寝前の青竹踏み100回を加えている。このメニューの全種目をこなすのは難しくなってきたが継続は力と努めている。(479字 理事 イラストは日本医師会「健康プラザ」より)

2020/12/11(No.116)

ダイヤモンド富士

小林慎一郎(1017)

小林慎一郎アイコン

江戸の町には山の手に冨士見坂が多くある。近頃は高層ビルが増え、実際に富士山が見える坂は限られてきた。幸いにして、我が家は低層ながらビル群の合間から、かろうじて富士山を望むことが出来る。
丁度この時期、我が家からの場合、冬至を挟んだ11月末と1月末に、夕日が富士山の頂上に沈む日がある。いずれも、たった一日だけで、その前日と翌日には、山の肩にずれてしまう。富士山付近、神奈川北部、東京西部が晴れているだけでは十分ではなく、都会の生活の営みで多少の霞みが掛かっている日の方が、適度に光が散乱して、美しく写真映えする条件となる。

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左:小林家のダイヤモンド富士(夕) 右:本栖湖のダイヤモンド富士(朝)

ここ数年、天気にも恵まれず、タイミングを逸していたが、今年はテレワークにも助けられ、在宅でしたので、数年ぶりにダイヤモンド富士を撮影することが出来た。COVID19の影響とは言え、多様な生活様式も良いものだ。
なお、5年前には元日に本栖湖でダイヤモンド富士のご来光を拝んだので、これで朝日と夕日の写真が揃った。(リモート交流推進室 414字 ダイヤモンド富士の見える場所が国土交通省関東地方整備局のサイトに掲載されています)

2020/12/09(No.115)

オンライン ディナーで家族団欒

今井 智之(21)

今井 智之

コロナ禍でオンラインのコミュニケーションが広く普及してきた。ディレクトフォースでも常識的になっている。お蔭で外出自粛生活でも、楽しい場をつくることができる。広尾のマンションに住む娘と大学生2子の家族とブリュッセルに単身赴任中の夫とのオンライン会食に招かれて体験した。日曜日、こちらは夕食、向こうは昼食だ。こちらのバルコニーから都心の夜景を見せると、向こうは窓から真昼の美しい並木通りアヴェニュー・ルィーズ(写真)を眺めさせて貰い、モエ・エ・シャンドンで乾杯。主菜も双方同じピカール(仏)の鴨のコンフィ(写真)、合わせたワインも同じシャンボール・ミュジニー、食後に同じグレンモーレンジ・ハイランド・モルト18年で仕上げるという、互いに遠く離れた場所で同刻、同じ飲食を共にして会話が弾んだのだ。

左:ピカール鴨のコンフィ 右:ブリュッセル アヴェニュー・ルィーズ

ベルギーはコロナ対策で大変厳しい生活環境が続いているようだ。飲食店は、日本のように営業時間短縮どころか閉まり、テイクアウトのみ許されている。ルイーズからそう遠くない、評判の寿司屋、三辰もテイクアウトだけ営業中という。こんな時節ピカールのように美味しい冷凍食品は、大変ありがたい。都内にも店が多くできているから利用したい。

(海外旅行研究会 元世話役 写真同好会 ワイン同好会 500字

2020/12/08(No.114)

コロナ禍で「米国大統領選」を考える

濱名 均(734)

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4年前と今回のアメリカ合衆国大統領選挙を追ってきて感じたことを書いてみたい。世界に渦巻く様々な陰謀説を鵜呑みにするのではなく、考慮しながらであれば、人間社会の歴史のダイナミズムをより深く感じることができる。公式な発表だけつなぎ合わせても人が介在し、人々の情念が交差している世界は点だけでなかなか線まで繋がっていかない。「ドナルド・トランプ政権」の誕生は、健全な民主主義の中で誕生した。そして今回健全な民主主義のもと、政権交代が起きようとしている。そのダイナミズムを軽視すべきではない。独裁国家とは違って平和裏に政権交代が可能であったのである。
翻って考えると、日本の場合は1969年の東大紛争(東大の受験が中止された年)に象徴される「学生運動を契機とした民主主義のスタディ」のチャンスを時の政権は潰していった。時に小生は高等学校2年生であったが、高校では連日の生徒大会で「自由」の意味を考えさせられた。校長はその責任を取らされて翌年左遷された。そしてその後、社会全体には沈黙の日々が続いているのである。小生は「自由と責任」「民主主義とは」を考え続けている。

(478字 ガバナンス部会)