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DFの社会貢献活動

見出しモンゴル研究会

見出し トピックス

目 次

2021年3月4日

No. 掲載日付 イベント
2021年
10 2021年3月02日 「モンゴルの高専3校へのオンライン授業」を開催
2019年
09 2019年7月26日 「モンゴル支援寄贈品募集のお願い」
08 2019年5月12日 「第9回モンゴル研究会」開催
2018年
07 2018年9月03日 在日モンゴル留学生会が平成30年度外務大臣表彰を受賞
06 2018年7月29日 モンゴル研究会「 第6回研究会」
05 2018年3月23日 モンゴル母子家庭への古着寄贈
04 2018年1月14日 「ハワリンバヤル祭り」への支援金を贈呈
2017年
03 2017年8月10日 モンゴル視察旅行アルバム
02 2017年7月03日 モンゴル研究会「 第2回研究会」
01 2017年6月26日 モンゴル旅行 オフィシャル・レポート

2021年3月04日

「モンゴルの高専3校へのオンライン授業」を開催
(モンゴル研究会、授業支援の会)

2021年2月26日(金)日本時間17:00~19:00(モンゴル時間16:00~18:00)に、モンゴル研究会と授業支援の会の共同で、モンゴルの高専3校*の学生(約80名)に対して、オンラインでの社会学習授業を開催しました。コロナ禍により、モンゴルでも学生は自宅学習となっており、各家庭からパソコン・スマホでZoom講義に参加しました。

(*モンゴルの高専3校:モンゴル科学技術大学付属高専、モンゴル工業技術大学付属高専、新モンゴル高専)


当日の参加者(画面半分)

講義全体の企画はDFモンゴル研究会の水谷 晃さん、講師は授業支援の会の若松常美さんで、テーマは「超高層ビルを造る失敗を恐れず挑戦する)」でした。モンゴルでのビル建設ラッシュとその将来性という観点から、学生の関心が高く、多くの受講者が活発に質疑応答して盛り上がりました。


講義資料と講師の若松さん

モンゴル側通訳のウラナーさんの流暢な翻訳が学生の理解を大いに助けてくれました。

講義では、まず、元駐モンゴル大使(DF会員)の清水武則さんから学生への激励の言葉を送り、企画者の水谷さんから講義が社会学習6回シリーズの第3テーマに当たるという位置づけを示した後、本題の超高層ビル建設の話に入りました。

共有画面にモンゴル語のパワーポイント資料を表示し、講師が日本語で解説したものを一段落づつ通訳がモンゴル語に翻訳して学生に伝えるという方法を採りました。超高層ビルの建設計画から始まって、設計・施工・エレベーターの性能・耐震性・完成後のクレーンの撤去法など、ビルの基本概念を理解できると共に、近未来に向けて夢のある超高層建造物のアイデアまで、学生の興味を引く内容が講義されました。

企画者の水谷さんと通訳者のウラナーさん

モンゴル高専校長 セルゲレン氏と元駐モンゴル全権大使 清水さん(DF会員)

質疑応答では、10件以上の質問が出され、学生の疑問点解明や探求心の充足に役立ったと考えられます。

今回の遠隔授業は、Zoomによる国際的オンライン授業であり、聴講者全員がそれぞれ会議に入り、通訳を介して講義を受け、それぞれの質問と回答を通訳者を通してやり取りするという、何重にもわたる壁がありましたが、それらを克服して安定したオンライン授業が実施できたということで、今後の広域(グローバルな)授業支援に新たな道を開けたと考えられます。

以上
(文責)櫻井三紀夫

2019年7月26日

「モンゴル支援寄贈品募集のお願い」

DFモンゴル研究会はモンゴルの生活困窮者に対し支援物資の寄贈活動を行っており、2017年にはDFモンゴル研究会の単独活動として古着等(246点)を寄贈しました(参照記事はこちらをご覧ください)。

今回は在日モンゴル人NPO法人「あたたかい心 in Japan」の支援活動に参加し、モンゴルで経済的支援を必要としている人々に支援物資を寄贈したいと思います。前回は主としてDFモンゴル研究会のメンバーより寄贈頂きましたが、今回はDFの全会員にこの活動をご案内させて頂き、本趣旨にご賛同頂ける皆様のご協力をお願い申し上げます。

詳しくはこちらをご覧ください。

以上
(文責)若山 忠

2019年5月12日

「第9回モンゴル研究会」開催

モンゴル研究会では4月19日(金)に第9回研究会を開き、今後の活動について、従来からの案件に加え、DFの各部会・同好会との連携による幅広い展開など、次の案件を討議しました。

  1. 母子家庭への古着などの寄贈プロジェクトの進め方
  2. モンゴル KOSEN(高専)への教育支援(教育部会授業支援の会との協調)
  3. モンゴル産そば粉の仕入れルートの開拓
  4. アカデミー勉強会での清水武則会員によるモンゴルについての講演報告
  5. ハワリンバヤル2019春祭りへの激励参加の呼びかけ

1.母子家庭への衣類の寄贈

母子家庭への衣類の寄贈については、前回、2017年12月、DF会員に声を掛け、約85kgの古着などを母子家庭自立支援センター経由で寄贈しましたが、引き続き、この活動を継続するに当たり、信頼される支援団体との連携など、効果的な支援方法の検討状況を報告され、今後の方針を討議し、協力団体との連携につき、会員全員の賛否を尋ねるアンケートを行うこととしました。

2.モンゴル KOSEN への授業

モンゴルKOSENへの授業に関しては、年初より数次にわたり、在日モンゴル留学生やモンゴルKOSENからニーズを聴取して、第1回のパイロット授業の実施に至った経緯が報告され、その後、4月23日には授業支援の会の池上眞平会員により、「“好奇心”と“疑問”が科学&技術の進歩の原点『カメラの原理』」と題して、国立高専機構の会議室でスカイプによる遠隔授業が実施されています。今後先方の先生や生徒の反応を踏まえ、改善を図り、更に第2回のトライアル授業を推進する予定です。

3.モンゴル産そば粉の仕入れルートの開拓

モンゴルのそば粉は日本の高級そば粉と遜色ない品質であるとのことで、入手ルートを開拓して、商社と提携したビジネスへの発展の可能性が議論されました。

4.清水武則会員による「モンゴルについての講演」報告

3月11日に開催されたアカデミー勉強会での清水武則会員の講義では、列強国(中国、ロシア)のモンゴルをめぐる覇権争い、自由主義化のもたらしたもの、資源大国ゆえの難問などの講義内容が紹介されました。

5.ハワリンバヤル2019春祭り

(クリック⇒拡大)
19回ハワリンバヤル「2019春祭り」のチラシ
モンゴル研究会
19回ハワリンバヤル「2019春祭り」のチラシ
モンゴル研究会
19回ハワリンバヤル「2019春祭り」のチラシ
19回ハワリンバヤル「2019春祭り」のチラシ

2001年以来、19回目を迎えるハワリンバヤル2019春祭りには、DF会員の積極的参加が呼び掛けられ、5月4日~5日には、主催する在日モンゴル留学生会を激励するため、数名のDF会員が参加しました。今回のテーマは「モンゴルの宝物 マザーライ ~守ろう モンゴルにしかいない動物たち~」で、モンゴル国家斉唱のあと、駐日モンゴル特命全権大使の来賓挨拶はじめ、馬頭琴演奏、モンゴル相撲、モンゴル料理の露店など、全国からの在日モンゴル人が集まり、会場ではモンゴル語が飛び交い、好天にも恵まれ、盛大に催されていました。

(クリック⇒拡大)
モンゴル研究会
ハワリンバヤル本部受付
モンゴル研究会
馬頭琴演奏
モンゴル相撲
モンゴル研究会
モンゴル衣装を体験
ハワリンバヤル
本部受付
馬頭琴演奏 モンゴル相撲 モンゴル衣装
を体験

以上
(文責)櫻井三紀夫

2018年9月3日

「在日モンゴル留学生会が平成30年度外務大臣表彰を受賞」

DFモンゴル研究会と協力しあっている在日モンゴル留学生会が、平成30年度の外務大臣表賞の団体の部を受賞しました。

功績は、日本とモンゴルの相互理解の促進に貢献した、ということです。

7月24日の受賞式には、現会長のタムさん(Enkhbaatar Tserenlkham)とJargalsaikhanさんが出席しました。


以上
(文責)櫻井三紀夫

2018年7月29日

モンゴル研究会「 第6回研究会」

2018年 6月29日(金)15:00よりDF共用会議室にて、第6回DFモンゴル研究会が開催されました。

今回は、在日モンゴル留学生会の新年度会長・役員の参加と就任の挨拶、5月連休中のハワリンバヤル祭り(=モンゴルの春祭り、 練馬区光ヶ丘公園にて、5万人参加)の報告や、清水・元全権モンゴル大使(DF会員)によるモンゴル政治情勢に関する講演、など、モンゴル研究会ならではのテーマが取上げられました。

また、支援活動の議論では、古着寄贈プロジェクトの進め方や、在日留学生の就活支援の方法について新たな取り組みの考え方を 検討しました。

以下は、研究会および懇親会参加の皆さんの様子です。

次回の研究会は、9月下旬を予定しています。

以上
(文責)櫻井三紀夫

2018年3月23日

モンゴル母子家庭への古着寄贈(2017.12~2018.01)

モンゴル研究会ではウランバートル近郊で厳しい生活環境に置かれている母子家庭に古着を寄贈しました。研究会会員等16名より大型ダンボール箱4個の古着(246点、85kg)が寄贈され、これらの寄贈品は昨年12月に横浜港から中国経由貨物列車で本年1月にウランバートルに到着しました。

この寄贈品は現在当該母子家庭支援NGOである Taliin Huuhed(「草原の子」の意味)で一時保管されており雪解けを待って母子家庭の皆さんに配布される予定です。

尚、この寄贈プロジェクトのきっかけは2016年8月、DF会員等約20人がモンゴル旅行中に母子家庭自立支援センターを訪問し母子家庭の皆さんと交流したことにあります(「母子家庭自立支援センター訪問」参照)。

(写真:ウランバートル到着のダンボール箱、右の人物はTaliin Huuhed代表のSaikhalさん)

以上

2018年1月14日

「ハワリンバヤル祭り」への支援金を贈呈(2017.12.22)

DFモンゴル研究会は、在日モンゴル留学生会が中心となって2018年5月連休中(3日、4日)に都立光が丘公園で開催する「ハワリンバヤル祭り」に対して、祭り準備への資金支援として寄付金を贈呈しました。

2017年の祭り開催案内チラシ(こちらをクリックするとPDFでご覧いたけます)

この祭りは、モンゴル語で「春祭り」という意味であり、在日のモンゴル人留学生・卒業生・就職者の相互懇親、および、留学生支援団体との交流を促進するために開催されるものです。

寄付金贈呈式には、留学生会・会長のホンゴローさん、副会長・祭り実行委員長のサイナさん、留学生会・顧問のオルガさんが出席し、DFモンゴル研究会からは、櫻井会長、真瀬DF代表、三竿幹事が出席しました。

ハワリンバヤル祭りへの支援金の贈呈(2017.12.22)
(写真左より、DF真瀬代表、ホンゴロー、サイナ、櫻井、オルガ、三竿:敬称略)

以上

2017年6月26日

モンゴル視察旅行アルバム

DF15周年記念事業の一環として昨年(2016)8月開催されたDF初の海外視察ツアー「6日間モンゴル視察旅行」に関して、旅の詳細を写真集として纏めたアルバムが昨年11月完成し、現在DF事務局の書棚(DFメンバーの著作物棚)に保管されています。DF事務局にお出掛けの際にご自由にご覧ください。

このアルバムは、説明文は、旅行幹事櫻井三紀夫さんが纏めた「6日間モンゴル視察旅行」の旅行記から抜粋し、写真は保坂洋さんが纏めた写真集から選択して、アルバムデザイン・編集・写真構成およびキャプションを三納吉二さんが自主的に制作し、事務局に寄贈されたものです。

モンゴルの大自然と、その中で営まれているモンゴル人の生活・習慣が良くわかると共に、モンゴルの国民が直面している現実や課題が、国会議員との会見、在モンゴル日本大使との対話、市井の人々との交流を通して、身近に理解できるアルバムになっています。

是非ご一覧くださいますようお勧めしたします。

以上

2017年6月26日

モンゴル研究会「 第2回研究会」

DF15周年記念事業の一環としてスタートした「モンゴル研究会」の第2回研究会が以下のように開催された。

  • 日 時:2017年6月8日(木)
    15:00〜17:00(研究会) 17:00〜19:00(懇親会) 
  • 場 所:DF大手町オフィス(懇親会は「多奈か」にて)
  • 出席者:DF/14名、モンゴル商工会議所/2名、特別参加/モンゴルからの留学生2名 計18名

会議の模様:

Ⅰ.研究会活動成果の報告

  1. 研究会の活動は、会の発足早々に求められたモンゴルへの緊急援助活動から開始された。 今年の冬の寒気による肺炎感染を治療するため、「母子家庭への肺炎治療薬購入緊急資金援助プロジェクト」を立上げ、モンゴル製カシミア製品の販売によって資金を集める活動を実施し、治療薬購入に役立てることが出来た。

Ⅱ.今後の活動に関する議論

各活動テーマにつき、以下の方向で検討を進めていくことになった。

1.母子家庭への衣料品寄贈支援:

  1. 集まった古着を、モンゴル国へ輸送する方法は、「国際小包郵便」が最も簡単で比較的安価。
  2. 「輸送その他の経費が掛かるなら、現金で募金して送金した方が良いのでは?」と言う意見もあるが、物を集めて贈ることに心がこもるので、事務局で実行策を検討し、改めて会員各位の意向を聴取することにした。
  3. 特別参加の Ganzorig さん、Urgaa さん等留学生の力を借りることも検討する。

2.モンゴルの若いIT技術者の日本での就労:

  1. 個々人で日本のIT企業に就職できたとしても、モンゴル国のITビジネス拡大には時間が掛かる。
  2. モンゴル国では、高専が3校開校して本格的にIT教育が開始された。
  3. 既に来日して日本のIT企業に働いている人々と議論し、現状の問題点や解決策を検討する場をDFが企画する。

3.前任の駐モンゴル日本大使・清水氏の講演会:

  1. 清水前大使は千葉県にお住まいなので、タイミングを合わせてDFの月例講演会などでお話頂くことをアレンジする。

4.モンゴルからの日本留学生2名の特別参加:

  1. モンゴル研究会の活動に留学生としてできる限り協力したい旨、意向表明があった。
  2. モンゴルの若者の実情、日本で就職する場合の課題など、研究会と意見交換しつつ、今後のアクションに繋げたい。

5.民間外交推進協会の紹介:

  1. DFメンバーの紹介で、民間外交推進協会の専務理事と打ち合わせた結果、駐日モンゴル大使にDFとして表敬 訪問することとした。現大使が本国へ帰任することになり新大使が着任するまで日数が掛かるため、まず、公使に表敬 訪問することとして、日程をアレンジ中。

6.モンゴル国の環境問題:

  1. 日本UNEP協会との関係や、モンゴルでの環境ビジネス、ウランバートル市街の大気汚染問題などにつき、報告。

◇ ◇ ◇

次回のモンゴル研究会は9月19日(火)に開催予定。

懇親会は、第1回に続き「多奈か」で開催した。会員11名、商工会議所から2名、留学生2名が参加し、総勢15名で和気藹々の雰囲気の中、モンゴル国の為に貢献したいと言う気持ちで盛り上がったひと時となった。

以上

2017年6月26日

(このレポートは、昨年(2016)10月20日「事務局ニュース」にて公開した内容の再掲です)

◇ ◇ ◇

モンゴル旅行 オフィシャル・レポート

DF15周年記念事業の一環として開催したDF初の海外ツアー「6日間モンゴルツアー」について、(2016年)9月19日付の〈速報〉にて概要をお知らせしましたが、このほど、参加者の皆さんから、今回の旅行のコメントが寄せられましたので、ご紹介します。(あいうえお順 敬称略)


 

先に、モンゴル旅行幹事の櫻井三紀夫さんによってまとめられた。詳細レポート「モンゴル旅行6日間」 と併せ、全体のオフィシャルレポートといたします。

「モンゴル旅行6日間」は以下の2種類を用意しました(内容は同一です)。

「モンゴル旅行6日間(WEB版)」はこちら(ページの移動は矢印キーでできます。ページ下段にあるアイコンで拡大などが可能です)

「モンゴル旅行6日間(PDF)」はこちら

「モンゴル旅行6日間(PDF見開き版)」はこちら
  (いずれもPDF版はダウンローして印刷可能です)

期待以上に満足できたモンゴル旅行について、この報告をご覧いただきl今回の旅行を共有いただければ幸いです。

(保坂洋 記)